平安遷都の際に、早良親王らの御霊を鎮めるために桓武天皇によって創建されたといわれる上御霊神社です。 春には氏子地域の皆様がお千度詣りに行かれて賑わいます。 5月1日より御霊祭が始まり、18日には3基の神輿が牛車をともない氏子地域を練り歩きます。 花はしょうぶ、ふとい、カーネーション、ブルースター、レモンリーフです。 ふといは、水辺に育つカヤツリグサ科の多年草で2メートル以上の高さに育つこともあるそうです。今の時期に花材としてよく使われます。
物事の判断に困るとき「いずれアヤメかカキツバタ」という言葉もあります。両者のわかり易い違いとしては、アヤメは陸生で、カキツバタは水湿地や池水などに育つアヤメ科の多年草です。 自然の葉を解きほぐし、あらたに組み直していける組葉ものの代表的な花材です。 花のついた茎の前後に花をはさむように組み直した葉を入れます。 この季節にしかしないお稽古なので、毎回悩みながらのお稽古です。
花の名前は、草むらの中に点々と咲いている花の色をホタルの光に例えたことに由来するそうです。 高さは15センチくらいでしょうか、咲き始めは紫色ですが、徐々に青みを増していき鮮やかな青紫色になっていきます。 花は、ユリ樹、デルフィニウム、バラ、レモンリーフです。 ユリ樹は、モクレン科の落葉高木です。新緑も紅葉も美しい木です。原産地のアメリカでは60メートルくらいまで育つそうです。 初夏には5~6センチのチューリップのような小さな花を付けるそうで、チューリップツリーともいわ
祇園甲部歌舞練場での都をどりは七年ぶりだそうです。 大規模な改修工事を終えた歌舞練場で新会場記念のこけら落とし公演です。 花見小路の人通りも増え、春の訪れを感じる華やかな舞台でした。 花は芍薬。 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合のよう」のことわざにもあるように、スッキリした立ち姿が美しい花です。
今年はことのほか桜が早く咲き始めました。気がつくとすっかり満開です。日陰の方には、シャガや山吹の花も満開です。 花粉症のためこの季節はなんとなくすっきりしない方が多いかと思いますが、すっかり春爛漫です。 ナナカマドはバラ科の落葉高木です。秋には赤く染まる紅葉や果実が美しい木です。七度竃で焼くとよい炭になるとか、その名前の由来が色々あるようです。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と昔から言いますが、あっという間にもう3月です。 寒い中にも日差しの暖かさや日の長さに春を感じる今日この頃です。 3月3日は女の子の健やかな成長と健康を願う「桃の節句」です。 店舗に毎年飾っている写真のお雛様。母が「もうワンサイズ大きいのを買えばよかったわ~」と、毎年言っていたことを思い出します。 花はサンザシ、ブルースター、チューリップ、ハランです。 サンザシの新芽の緑がとても綺麗です。
2月、寒い毎日が続く庭に咲き始める花です。一般的にクリスマスローズと言われ、お花屋さんの店先にもたくさん並んでいます。 日本には明治時代に入ってきて、薬草としてまたお茶席の花として用いられてきたそうです。この時期に茶席などで「クリスマスローズ」では似合わないので「雪起こし」「寒芍薬」といった素敵な和名がつけられています。 花は春を感じさせるこでまり、カラー、スイトピー、菜の花です。 素敵な本が出来ました。 以前、若主人が大学の講義をさせて頂きました授業のプログラムで、学
旧暦の七十二候では、二月三日の節分をさかいに新しい年が始まります。 今年の吉田神社の節分祭は久しぶりに多くの老若男女であふれていました。年越し蕎麦のお店が今年も出店されておらず残念でしたが、夜店もたくさん出て賑わっていました。 花はアマリリスの格花です。 自然に咲くアマリリスの花は、葉と花が全く別の場所から出てきます。その出生通りに葉の横から花を生けます。
最も寒いといわれる、大寒。暦どおり寒い日々ですが、我が家の庭には、春の兆しのスミレが寒さに負けず咲き始めました。 ネコヤナギの冬芽をめくると、中からフワフワの猫のしっぽのような銀色の「花穂」が現れます。枝ぶりも溜め(曲げ)が出来るので、扱い易く楽しい花材です。
11月のカレンダーをめくったと思ったら、いつの間にか年の瀬となりました。 一本紅葉の残ったもみじの間からは、すっかり木の葉が落ちた冬木立が見られます。 【年末年始、お届け日のお問い合わせについて】 【年末年始、お届け日のお問い合わせについて】 いつも湯波吉オンラインショップをご愛顧を賜り、ありがとうございます。 2022年12月30日~2023年1月7日までの商品到着日はお受けできません。 恐れ入りますが、商品到着日をご指定の場合は、2023年1月8日以降をご指定下さい
トゲトゲの葉から、邪気を祓う縁起木として生け垣や庭木に植えられているヒイラギです。冬の始めのこの時期にとてもよい香りの白い花を咲かせます。 クリスマスに赤い実を飾るヒイラギは、セイヨウヒイラギといって、違った種類だそうです。 花はクリスマスを少し感じられる花材です。 紅づる、青もじ、カーネーション、黄金ヒバ、アナンセラレッド(蘭)です。 【年末年始、お届け日のお問い合わせについて】 【年末年始、お届け日のお問い合わせについて】 いつも湯波吉オンラインショップをご愛顧を
旧暦十月のことを小春といい、新暦では十一月から十二月上旬にあたります。 朝夕はひんやりしてきましたが、日中は小春日和で紅葉狩り日和が続いています。 花はサンゴミズキ、紅葉ヒペリカム、デンファレ、嵯峨菊です。 嵯峨菊は日本三大名菊の一つと言われる古典菊の一つです。 糸のように細い管弁が特徴です。 嵯峨天皇がこの姿と香りを大変好まれたと言われています。 この時期になりますと、オンラインショップ限定のお鍋がたいへん人気でございます。 是非、1度お試し下さいませ。
日暮れが早くなり、暮れた中を歩くと金木犀の香りに本格的な秋の訪れを感じます。アレンジメントの花は、ハロウィーンをテーマにオレンジのピンクッションを中心に黄色いカンガルーポーやオレンジのバラの実などを使ったアレンジメントです。 家紋についてのご紹介を載せていただいております。 ありがとうございます。是非、ご覧下さい。
10日は、十五夜でした。京都は夕方に雨が降って心配しましたが、とても綺麗な十五夜となりました。 十五夜の時期が「里芋」の収穫時期で里芋をお供えするところから「芋名月」とも言われています。月見団子にも色々な種類があると思いますが、写真の月見団子は収穫を表す里芋ををあんは月に掛かる雲を表現しているそうです。 十五夜は、美しい満月への賛美と共に豊作への感謝の風習ともいえます。 秋の七草の一つススキも十五夜には欠かせません。このススキも稲の収穫を祈る物として、稲の代わりにお供え
年に一度、西導寺様に預かっていただいているお地蔵様に町内にお帰りいただきました。 子供の頃、提灯を吊して、数珠回しをしたり、福引や盆踊りをしたことを思い出します。宗教行事とはいえ、とても楽しい行事でした。 残念なことに、最近は子供の数が減ったことやコロナ禍もあり、お参りだけとなってしまっているお町内が多いようです。 クルクマはウコン属の花で、暑いところが大好きな花で、トロピカルな雰囲気が出ます。花びらの感じがビニール細工のような蓮の花びらに似ています。
八坂神社の本殿裏にムクゲの一種の祇園守りの花が咲いています。 祇園祭中には境内で限定で授与されます。 写真は昨年いただいた我が家の祇園守です。ムクゲは一日花(咲いたら一日で枯れてしまう花)ですが、7月末より一つ二つと咲いて、長く楽しめます。 花はノイバラ、ワレモコウ、リンドウ、アナンセラレッド(蘭)、カークリコです。 ワレモコウ(吾亦紅)の赤褐色が入ると、一気に秋らしくなります。