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菖蒲


5月のお稽古場のお軸、「菖蒲売り」です。
5月は爽やかな五月晴れの季節ですが、気候が不順で病気や災厄が増える季節でもあります。
強い香りが邪気を祓うと考えられる菖蒲を使って、葉を軒下に吊るしたり、「菖蒲湯」に使ったりと江戸時代には庶民にとって身近な花だったようです。
この時期、各神社でお祭りが開催されお神輿が担がれるのも、そういった意味があるのですね。

花はソケイ、バラ、デルフィニウムです。ソケイとバラの黄色がデルフィニウムの青ととてもマッチして爽やかな色合いです。久しぶりの自由花で私達もホッコリのお稽古でした。


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