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夫婦で板橋・戸田、週末散歩記。

近頃、遠くへ行くことばかり考えていたから、この間は、少し近場へも目を向けてみた。

車で板橋区の「板橋区立熱帯環境植物館」へ。入場料は大人1人250円。安い。

植物だけでなく、いろいろな水棲生物も展示されていた。

特殊な色やかたちをもつ生物がたくさんいる。旅先でもよく水族館へ行くけれど、ここは珍しい魚が多い。ペンギンやアシカ、イルカなどの大きな生き物がいないからこそ、小さな魚の面白さに目がいく。

旦那さんの手にはうなぎを引き寄せるちからがあるようだ(おいしそうなのかな?)。

混雑していないから、落ち着いてまわることができる。ゆっくり写真撮影ができて、カメラ好きにも楽しい場所だ。

水棲生物のゾーンを抜けると、熱帯植物のジャングルへ。

植物も、見慣れない色やかたちをしているものが多く、見応えがある。

これだけの規模の施設を、たった250円の入場料と区のお金で、研究費や維持費や人件費諸々を賄っていると思うと心配になる。すばらしい施設だから、もっと人がたくさん集まるようになれば嬉しい。

葉先がピンク色の葉。こういうのにも自然界には理由があるんだろうな…。

ベッドにできそうなくらい巨大なバナナの葉。

うつくしい花々に夢中になっていたら、忽然とあらわれたミニサボテンコーナーにも胸を打たれた。かわいい。

芽キャベツが成っているところ、はじめてみた。

小さなウーパールーパーもいた。むかし顔が似てると言われたことがある。なんとなくわかる。

植物館をでて、お昼をたべる場所をさがすことにする。天気がいいから、公園の芝生とかに寝そべりたい、と思い、カーナビで公園を検索し、一番近い「戸田公園」を目指すことにした。

ごはんは、公園へ向かう途中にいいお店があれば入る、なければコンビニ弁当などを買って公園で食べるのもあり、という感じで出発。

板橋から荒川を渡ると埼玉の戸田市に入る。

戸田公園は荒川の河川敷から道一本隔てた小さな公園だった。川の近くででのんびりするのもいいかも、ということで、近くのすき家で牛丼と緑茶をテイクアウトで購入し、河川敷の大きな岩に座って食べた。

あたたかい週末。この日の荒川にはたくさんの家族連れやペット連れ、こどもたちが来ていた。テントを張ったり、レジャーシートの上で寝そべる人たちもいる。とても平和な光景。ウイルスの騒ぎで、人混みや屋内の施設を避けた結果、ここへ来た人も多いだろう。のんびりと空や川を眺めるひとたちを見ていたら、なんだか今日は世界最後の日みたいだと思った。旦那さんにいったら笑われてしまった。

植物館の花たちもよかったし、河川敷の野花もいい。

いい感じの岩に寝そべる旦那さん。

寝そべると空しか見えないのが気持ちいい。

帰り道、満開の桜の木を見つけた。桜、いつのまに咲いていたんだ。

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