新卒2年目で休職そして転職活動④

こんにちは。yuaです。

前回は12月、ミッションを軸に転職活動を開始した事、そして同じ海外大学の方に勧められて外資に強いエージェントを紹介して頂いた事を書きました。

今回はその後、外資に強いエージェントに登録した結果を書いていこうと思います。

4. Culture and Position(1月)

まず結論として、そのエージェントは良かったか。悪かったか。結果は「良かった」です。理由は下記2点です。

・書類を通してくれる確率が高かった
・以前代理店営業をしていたのですが、その経験を通じて得たスキルを具体的にしてくれた(これは今後としても本当に助かりました)。

わたしのCVを元に、自分が転職活動を行うときに軸としている事を聞かれ、もちろんわたしは「会社のミッション」と答えました。これにエージェントの方は賛同してくれ、とても嬉しかった事を覚えています。
次にポジションとして何がしたいか尋ねられ、わたしは「本当はマーケティングや営業企画がしたい。でも今のスキルだとどこも雇ってくれないかもしれないから、まずはInside Salesなどを経験し、いずれ異動したい」と答えました。今思えばこれが間違いでした。
エージェントの方も理解をしてくれ、「確かにわたしのような第二新卒でスキルのない人間はInside Salesなどで入る方が良いかも」といい、その日から外資系Inside Salesの様々な案件を紹介してくださり、本当にたくさん面接を受けることができました。

【外資系企業面接】
外資系企業の面接を受けていて感じた事はひとつ。「カルチャーがわたしにとてもあっている」という事でした。なぜなら、
・ゴールがはっきりしている
・フラットな環境で意見が言いやすい
・女性の社会参画にポジティブ
・会社の方針として透明性がある

ミッションとしての軸がしっかりしており、そこでの組織作り、(例えばこの部署はこのビジョンを達成する為にこのような事に力を入れていかなければならない等)がはっきりしており、「今すべき事」というのがとてもわかりやすく自分の行うであろう仕事がイメージしやすかったです。
ただ、違和感を持っていたのが「ポジション(職種)」でした。

【ポジション】
この違和感がはっきりと「嫌なもの」を認識したきっかけが、1月中旬に受けた、ある会社さんの二次面接でした。
こちらの会社さんでは二次面接でRole Playingを設けており、わたしは実際にInside Salesとしてお客様へ電話をかける模擬電話を行いました。
これがわたしの心に響きました(色んな意味で)。
正直、とってもつまらないと感じてしまいました......これを1日8時間行う事は厳しいと。

会社のミッションはとっても大事だが、そこで何を行うか(ポジション)も非常に重要だと気付きました。そうでなければ転職する意味がないと。
でもわたしはスキルがないのに果たして好きな職種につけるのか....

そもそも中途採用の良いところは「ポジションそのものに応募できる」ところです。新卒だと、ほどんどの企業は総合職で雇ってから各部署に振り分けられると思います。しかし、中途だとポジションそのものに応募ができ、且つ、ほとんどの場合一緒に働く事になる上司の方と面接を行うので、よくある新卒の運試し(新卒ガチャ)は起こりません(第二新卒でも中途採用を使えば)。
ただ、そのポジションにみあうほどのスキルがあるのか、これがミソです。ましてや、わたしのように業界も変えたいとなると、ほぼ何も経験はない為新卒以上のポテンシャルで雇ってもらう事が必須でした。

【チャレンジ】
しかし、1月下旬に行ったあるスタートアップ企業さんとの面接で、わたしは自分に設けていたリミッターが外れました。
「わたしは将来的にはマーケティングに進みたいが、まずは営業として知識をつけようと思う」とお話ししたところ、「諦める必要ないよ！まだ経験も浅いのだし、やりたいポジションにチャレンジすべきだと思う」と言ってくださいました。純粋にそう言っていただけることが嬉しかったですし、諦める必要はないのだ、とやる気が出ました。

ここからわたしのマインドは変わり、今と同じくらいの給与、会社のミッションという軸に加え、ポジションが魅力的か、という、わたしが思うに第二新卒にしてはちょっと欲張りな軸を設け面接に挑むこととなりました。

ここまでが1月に起こったことです。