【全文無料】「トイレをキレイにお使いいただきありがとうございます」に学ぶコミュニケーション術
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突然ですが!
トイレってよくこういう張り紙貼ってありますよね。
トイレを汚さないでください。トイレはキレイに使ってください。トイレをキレイにお使いいただきありがとうございます。
...みたいな!
全部言いたいことは同じで「トイレをキレイに使ってほしい。」ですが、受け取る印象はまるで違います。
トイレを汚さないでください。→禁止❌トイレはキレイに使ってください。→要求🙏トイレをキレイにお使いいただきありがとうございます。→感謝✨
まず、「汚さないでください。」
これを見た人の心境を2パターン考えてみます。
もともとキレイ好きのAさん→「もともとキレイに使う予定だったのに疑われてるみたいで嫌な気持ち💢」
ちょっとガサツなBさん→「もともとあんまり考えてトイレを使ってないからこんな命令みたいな張り紙見ても態度変わらない😛」
加えて「禁止されるとやりたくなる」効果も働きます。
(わざわざ汚くはしないでしょうが、意識してキレイには使わなそうです)
次に「キレイに使ってください。」
もともとキレイ好きのAさん→「もともとキレイ好きなので言われなくてもキレイに使いますよ😑」
ちょっとガサツなBさん→「もともとあんまり考えてトイレを使ってないからこんな命令みたいな張り紙見ても態度変わらない😛」
加えてAさんには「宿題今やろうと思ってたのに」効果が働きます。
(やろうと思っていたことをやれと言われるとやりたくなくなりますよね)
最後に「キレイにお使いいただきありがとうございます。」
もともとキレイ好きのAさん→「お礼を言われるほどのことはしてませんよ🤗」
ちょっとガサツなBさん→「もともとあんまり考えてトイレを使ってなかったけど、感謝されたらなんかやらないといけないような気が...😓」
感謝されたらなんかやらなきゃいけないような気がしてきませんか?
さらに、もしやらなかったら信じてくれた人を裏切っているような...申し訳ないような気持ちになってきます。
人は「期待されるとそれに応えようとする生き物」だそうです。
※ピグマリオン効果
この仮に「トイレをキレイにお使いいただきありがとうございます」理論と呼ぶ理論は他の様々なコミュニケーションの場面でも同じことが言えると思います。
例えば、仕事ができない部下に!
「なんでこれができないの?」「これやっといて!」とかではなく、
「いつもお疲れ様!」「いつもありがとう!」を中心に会話を組み立てると、
「私、全然仕事できてないのこんな感謝されてなんか申し訳ない><
もっともっと頑張ろう٩( 'ω' )و」
「この人は僕のことをこんなに信じてくれてる!期待に応えたい٩( 'ω' )و」
って気持ちになってきたり。
もちろん何回言っても改善されない場合にこれをやり続けても意味はないかもしれませんが少なくとも初動としては間違っていないと思ってます。
加えて、何回か言った後でも、それでも感謝されたら相手もいい加減申し訳ない気持ちになって「やればいいんでしょ!!!」ってなる気がします
よっぽど悪い人じゃなければ!
まあとにかく何が言いたいかと言うと、
どんな時もどんな相手にもまず感謝からコミュニケーションに入るといろんなことが円滑に進む!
はじめにこちらが譲歩(ってほどでもないけど)することで、結果的にこちらが話をグリップすることができる!!
っていうお話でした!つたない文章ですが、最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。
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最後に宣伝です!
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