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専門家の意見は取り入れつつ、自分のこだわりを捨てない家づくり

家づくりを進めるにあたって、自分がどんな家にしたいのか、どういうふうに暮らしたいのかを考えることはとっても重要です。


でも、家づくりを進めていくにあたって、私はこんな感情に悩まされていったんです。

私がこうしたいって思っても、専門的には無理なのかな?
というか、こんなこと言うと失礼なんじゃないのか?
というか、そもそもわたしのこのこだわりって必要・・?


そう、デザイナーさんや設計担当の方、営業の方の意見を取り入れているつもりが、だんだんと、そっちの意見の方が正しくて私の考えや意見がなんか間違っているような気がしてきたんです。

不思議ですよね・・
どうしてこんな感情になったんでしょう。
少し分解して考えてみたいと思います。


多分私は、私が考えている案やデザインに対して、否定されるのが怖かったんだと思います。

へー。こんな感じにしたいんですね。
でも、絶対こっちの方がいいですよ。
そのデザインはちょっと・・

こんな返答が来ることに
なぜか恐怖を抱いていました。

それはきっと
知識がないことを恥ずかしいことだと思っていた
からなんだと思います。

今考えてみると
思い上がりもいいところですよね。

でも当時は、知識がない私がここまでのこだわりを通してもいいの?と思っていました。
専門家の方がこう言っているんだから・・と、本当はこうしたいのにな。の気持ちを抑えてしまう。

これは家づくりだけではなく、
色々な場面で見られる光景かもしれません。


例えば、私が行なっているお片づけの仕事に当てはめてみましょう。

本当はこれは捨てたくない。でも、片づけの専門家が捨てた方がいいですよと言っている・・
じゃあ、やっぱり捨てた方がいいの?

他にも
先生がこう言ってるから・・
〇〇の講師の方がこう言ってたから・・

自分よりも知識がある人の前では
それが全て正しいのかも。
なんて錯覚に陥るケースはあるあるだと思います。


もちろん、知識や経験に裏打ちされた助言ではあるので、素直に聞き入れてうまくいった!ということはあるでしょう。


でも、専門家の意見は「全て」ではありません。


「本当はこうしたいのに」という思いを閉じ込めてまで、専門家の意見を絶対視しなくてもいいと思うんです。


本当に大切なのは
自分はどうしたいか?」
これに尽きると思います。


私の場合は、幸いにも本当に信頼できる専門家の方だったので、安心してお任せできましたが、自分のこだわりはしっかりと伝えよう!と途中から意識を変えていきました。


その甲斐あって、自分のこだわりと専門家の意見をうまく融合させた素敵な家が作れたんだと思います。


もし、意見がうまく伝えられないと感じる場合は、紙にまとめたり、メッセージにして共有してみるのも一つの方法です。


自分は本当のところどうしたいの?
こだわりや理想を心の奥にしまい込まずに、伝えることをおすすめします。


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