🍀ポエム🍀　〜心が枯れる時代〜

満たされているのに

心が枯れていく

植物は、水をあげすぎても枯れる

飽食の時代

身体は満たされながら

心が枯れていく

足りなくても

与えすぎても、枯れる。

気力が無くなっても

求め過ぎても、心が枯れる。

道端に咲く小さな花に

歓喜するのではなく

温室で綺麗に咲かされた花に

歓喜するように。

豊富な餌で太らされた家畜に

価値を見出すように。

いつからか、自然の姿は消えて行く。

人間らしい人間が消え

造られたエリートを歩く人間が

讃えられる。

造られたレールから外れると

除外され

心は、次第に何かにコントロールされ

本来の心は

少しずつ 少しずつ、枯れていく。

何かを責め

誰かを責め

他人のせいにばかりする人が増える。

例えば、優秀な人材と人は言う。

優秀な人材とは、

誰の事を言うのだろう。

人間が人間を評価する時代。

その人間は、

どれだけ優秀と言うのだろうか。

平等、平等と言いながら

平気で格差を与える時代。

環境も価値観も違う

人間という存在の中で

いつしか、人の心は枯れていく。

そう

太陽が無くても育つ植物のように

人間も、

太陽が無くても育つ時代になっている。

優秀な人間とは

太陽を浴びて

笑顔が素敵な人の事だと思う。

　〜心が枯れていく。

太陽を浴びて

笑顔が溢れていた時代が懐かしい。

　　　　　　　🍀流架🍀

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#笑顔 #優秀 　#ﾗﾋﾟﾙ☆ﾑｰﾃﾘｱ