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会いたい友人を順番に訪ねていたら、チェコにたどり着いた
わたしは今、チェコ共和国のプラハにいる。
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チェコにいるうちに自分の気持ちを残したくて、今スマホと向き合っている。ずっと見ていたい風景を前にして、書いてみることにする。
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ペトシーン公園のベンチで📝
渡航1週間前に予約した航空券
わたしが会いに行ったのは、高校時代の3年間を共に過ごした友人だ。
年に1回ほど、彼女がチェコから帰国するタイミングで会っていたのだが、わたしは「彼女が住んでいるチェコ」を訪れてみたい気持ちがあった。
また、今年の4〜5月、徳島や兵庫・福岡など、会いたい人たちを訪ねていたので(書きたいnoteが溜まっていてもどかしい)、会いたい友人としてチェコにいる彼女をぼんやり思い浮かべていた。
いざ、6月中に会えないかLINEを送ってみると、
「6月中旬に別国へ転勤が決まったから、その前なら会えるよ」と返信があり、6/5に丸1日時間をもらえることになった。
業務の引き継ぎ、引越し準備など忙しいはずなのに、本当に頭が上がらない。
それからわたしは、5/28に6/3成田発の航空券を予約した。
出発まで1週間を切っていた。
ひとりで海外に行くのも、初めてだった。
3年間の海外生活はちょっとした不自由の連続だったけど、日本のように暮らせた
約10年前の彼女は、授業中に船をこいだり、進路に迷っていたり、等身大の女子高生だった。
でも、プラハで再会した彼女は、日常英語をつかいこなし、現地では誰もわからないであろう日本語で文句を言える、自立した女性になっていた。
当たり前だけど、わたしが知っている女子高生の彼女はもういなかった。
だから、会いに来たんだとも思った。
「3年間の海外生活で、いちばん苦労したことはなに?」とわたしが聞いてみると、
「ちょっとした不自由はたくさんあったけど、なんとなく日本のように暮らせちゃってたんだよね」
彼女は、もぐもぐしながら笑顔でそう言った。
日本から約9,000キロメートル。
言語の壁や習慣の違いなど、苦労したことなんて容易に想像がつくのに、彼女には「日本のように暮らせちゃった」と表現できる度胸がある。
一方で、彼女のまわりには、海外を障壁とみなさない人たちがたくさんいるからこそ、この答えが出てきたのかもしれない。
でも、わたしから見れば、その順応性が才能だと思った。
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あと10日ほどでプラハを離れ、別国で新たなスタートを切る彼女。
再会したときには、きっと別国に順応している姿を見ることができるだろう。
異国にいるからこその勇姿を見るために、わたしはまた、飛行機に飛び乗りたいと思う。
さいごに、写真のおすそ分け
プラハは、どこを見ても絵本やディズニーの世界のような街並みだ。
ひとりで予定を決めるからこそ、素敵だ!と思った場所にじっくり留まってみたり、こうやって文章を書けている。幸せすぎる!
風景をメインに写真を選定してみたので、ぜひ覗いてみてほしい。
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プラハの中心部は高い建物を建てちゃダメなのだとか。
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自分の気持ちを書き残したくて開いたnoteの画面だった。
でも、書き終えてみると、新たな地に出発する彼女へのエールになっていたらいいな、という気持ちでいる。今だからこそのメッセージを残せてよ
かった。
最後に、貴重な時間を確保し、この文章の公開を快諾してくれた友人に最上級の感謝を!
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