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△の会 #6|ゲスト:池田 宏(写真家)7/1(水)20:00〜|

アートプロデューサーの林曉甫、編集者・キュレーターの塚田有那、そして編集者の桜井祐の3人でスタートした「△(サンカク)の会」。第6回目となる7/1(水)のゲストは写真家の池田宏さんです。

△の会 #6|ゲスト:池田 宏(写真家)
https://youtu.be/7BzyBfluin0

池田さんについては、2019年初に出版した処女写真集『AINU』が第45回(2019年度)「木村伊兵衛写真賞」にノミネートし、各所でニュースになっていたのを目にした方もいらっしゃるかもしれません。

惜しくも入賞は逃しましたが、10年間以上に渡って定期的に北海道に足を運び、アイヌ民族をテーマにした作品制作を行ってきた池田さんの試みは各所で話題に。「なぜアイヌなのか」「被写体とどのような関係性を構築してきたのか」などについて、さまざまなメディアが池田さんへのインタビューを行っています。

これまでの回で登場してもらったゲスト同様、例によって池田さんも友人なのですが、同じ「友人」でも僕にとっては少し意味合いが異なります。なぜなら池田さんは僕の大学の先輩で、しかも当時からの友人だから。

池田さんと僕が通っていたのは大阪外国語大学という、大阪の箕面市というところにあった単科大学でした。“あった”と過去形にしているのは、同大学が僕らの卒業後、大阪大学に「外国語学部」という形で編入されてしまったためです。今はもうありません。

池田さんとは入学年度も専攻も違っていましたが、池田さんの所属する写真部の部室によく僕が入り浸っていた関係で仲良くなり、そんなこんなで2人とも卒業。池田さんはスタジオ勤務を経て写真家に、僕は編集者になったのでした。

大学時代からの友人を交えてお送りする会ゆえ、なんだか感慨もひとしおです。トークではすでに各メディアでインタビューされている「なぜアイヌなのか」「被写体とどのような関係性を構築してきたのか」といった話題からもう一歩踏み込み、
「被写体と撮影者の境界性」
「撮影行為による被写体を植民地化する危険性」
「写真というメディア、あるいは撮影行為を通した共話の可能性」

などについて語り合えればと思います。

要チェックだ!

7/1(水)20:00〜 Bound Baw チャンネルにて
△の会 #6|ゲスト:池田 宏(写真家)
https://youtu.be/7BzyBfluin0

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