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あのう、手紙の良さ伝えてもいいですか?


わたしをよく知る人は
わたしがよく手紙、手紙、って言っているのを知っていると思います
そんな手紙オタクが

•••手紙の良さ伝えてもいいですか?

良さなんて
ここに書き切れたことではないのですがつらつらと、

手紙に書く文字って人によってすごく特徴があります、
それで犯人特定できるくらいなので本当に手書きの文字ってその人のくせがでます
パッとみて読みやすい〜!ってなることもあれば
ん?これは “し”に点なのか、 “い”なのか、
頭を捻ってみても解読できないなんてこともある

漢字を間違えて誤魔化した跡とか、
修正液が滲んでるところもある

整列しててまっすぐ横に進む文章
斜め上に上がって行く文章、下がっていく文章
一つとしておんなじものがなくて
その文字を見るとその人の顔が浮かぶ、

そんな時間が好きです

手紙の紙もいろんな媒体に書かれてて
ルーズリーフを破いて書いてくれていたり
お花が並ぶ便箋で書いてくれたり
テストの答案用紙の裏、
昔集めてたのかなという懐かしいキャラクターのメモ帳
真っ白な便箋に真っ黒な便箋

急いでても書いてくれたんだな、とか
授業中に書いたかな笑とか
じっくり書いてくれたんだ、、とか
紙を持った時の手触りと重さ

文字に目を通すまでの文字の縁にあるものが好きです

葉書や年賀状のように書くルールが決まっている場合もあるかもしれませんが、わたしはそれが壁になって書かないくらいなら
無視せよと思っております

また書く字が綺麗じゃないよなと思って書かない場合も同様です

手紙には書く言葉が正しいか
書く文字がどれだけ綺麗か
以外の部分にたくさんの良さが詰め込まれています、手紙オタクはこう語ります

なんか書いてみたら思いをこめるつもりなかったのになんか気持ちが文字の隙間から入り込んじゃってた、なんてこともあって
些細なメッセージから、宛てた相手にそれ以上のパワーを与えちゃったりもする

マニアックなところでいくと、
もらった便箋を地面と平行に持って
斜めから見るとペンで齧ったところが少し凹んでいる、そこにその人が“居た“証拠があるように見える
そのことの嬉しさ、
開いたらその時に戻る嬉しさ、
少し変態ですがほんとにそう

こんなにみられてるとか怖!と言われそうなのでここで弁解、
別に毎回毎回貰ったものを端から端まで舐めまわしてみているわけではありません、
だいたいは素直に開いて読んで、
嬉しいなあ、あったかいなぁ
と味わって大切にしまっています
ただ貰った一瞬に感じる
些細な手紙の良さを思い出して
言葉にして並べてみたら少し気味悪い感じになったという次第

これを読んだそこのあなた、
手紙を書きたくなりましたね?
大切な人に1文字でもいいから
そら、「手紙」を送ってみてください


手紙オタクのY からのメッセージ、


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