雷時々晴れ散歩 須賀神社
みなさん、こんにちは。今回歩いたのは、四谷にある須賀神社周辺です。
思い立ったが吉日
その日、都心では、断続的な雨が火照ったアスファルトを湿らせ、雷も曇天を泳ぎまわるように轟いていました。
最近の暑さに比べると気温は低く、雨の中を歩けば、少し肌寒く感じるくらいです。
大学でお昼ご飯を食べていた私は、「もし雨が静かになったら、絶好の散歩日和では!?」と、うずうずし始めました。
夕方になると、いつの間にか雨も雷も弱まっています。
思い立ったが吉日。作業を早めに切り上げ、以前から気になっていた須賀神社を訪れることにしたのです。
光の染め物
四谷三丁目駅を降りて10分ほど歩くと、須賀神社が見えてくるはず…
だけど、少し方向音痴な私は道に迷ってしまいました笑。
ようやく到着と、一息つくも、どうやらそこは正面ではなく、裏口から境内に入ってしまったようです。
「ま、ご愛嬌、ご愛嬌」。
お詣りを終えると、古びたストーブにじんわりと火が灯るように、陽光が灰色の空を明るく染めていきます。
柔らかな光の染め物にくるまれ、心温められながら、境内を後にしました。
夢の中
鳥居の先には男坂があります。赤い手すりのある階段です。
そこは、新海誠監督の映画『君の名は。』に登場することでも有名な場所。
同時に、その映画がとても大好きな私にとっては、ずっーと歩いてみたかった場所でもあります。
一歩、また一歩。
階段を下っていくリズムに合わせて、『君の名は。』をはじめて見た時に覚えた爽やかな放心状態が蘇ってきます。
ふと後ろを仰げば、胸がほっこりする夢の中を歩いてきたような心地良さに包まれました。
おわりに
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。少しでも新しい発見やほっと一息つける時間をお届けできたら幸いです。
まだまだ暑い日が続くようですが、お身体にはお気をつけてお過ごしください。
それでは、また!
See you soon & have a wonderful day!