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抑うつ状態で、会社に退職したいと伝えてきた。(続き)

前回までのあらすじ。(物語風も続く)
上司が原因で精神的に限界がきて、メンクリに行き診断書を手にしたのだった。

診断書を貰った時、仕事を辞めたいと言う私に、先生は「とにかく休む事が大事。退職はそれから話し合うのでもいい。」とのこと。

ただ、会社の規模的に休職の制度がないことや、たとえ休職しても上司は必ず会社に行けばいるし、性格なんて変わらないものだから、もうこの会社で働き続けるのは無理だと判断した。

ここで補足。
あまり詳しくは書けないが、私の勤めていた会社は、上司と私、2人で仕事をしていた。
なので他に相談できる人もおらず、業務も上司がやっている仕事以外は私が全てやる、みたいな状態だった。
そんな二人三脚な状態で、上司が無理になってしまったら、無理やりでも足を繋いでる紐を引きちぎるしかないのだ。
話の続きに戻る。

メンクリに行った日の夕方、上司にアポをとり、翌日話し合いの場を設けてもらった。
その時の上司の対応も最悪だったが、この最悪を最後にしようと踏ん張った。(嘘、めっちゃ泣いた)

いざ話し合いへ!!!!
緊張と不安と怒りと悲しみと、様々な感情が入り乱れ、動悸はするし勝手に涙が出てくるし、言葉は上手く出てこない。
話し合いでは、取り繕った部分と本音の部分と、織り交ぜて話した。
本音だけ言いたかったが、すると目の前にいる上司の人格を否定しかねないし、あくまで上司が原因で、こちらは被害者ですよ面を守り抜いた方がスムーズに話が進むと思った。(おぉここでは本音が出まくってますな)

過去の話を出したくなかったが、上司は具体的な場面が知りたいらしく、言わないと納得してくれなさそうだったので、仕方なく話した。
上司は、全て初耳かのような反応で話を聞いていた。そりゃそうだ、やった側が覚えているはずもない。自覚していたら、こんなに私は追い込まれることはなかっただろう。

ただ私は、上司に謝ってほしいわけではなく、一緒に働くのは無理だという姿勢でいたので、上司としても退職を認めざるを得なかったようだ。
無事、即日退社の運びとなった。
私のしていた仕事は全て上司に引き継ぎ、次の日はどうしても上司の予定があり難しかったので、次の日だけ働いて、辞めることができた。

関わっていた人も少なかったので、最後の挨拶も軽くメールで送る程度で済ませてしまった。

こうして、抑うつ状態で会社に退職を伝えることができた。
ただ、やってみて思う。

無理だろ。
ハードル高すぎるだろ。

こんな状態なのに、その元凶と話しをするのも、自分で色々と書類やら引き継ぎやらを準備するのも、冷静な判断をするのも。
私はメンクリの先生のアドバイスや、友人や家族に相談して(これもこれで気力をつかうが)、なんとか退職まで漕ぎ着けることができた。
1人じゃ無理だ。

自分の状態に合わせて、退職代行をつかうのも全然ありだと思う。私も使った方が良かったのか?とも思う。

第一に優先すべきは、自分。
自分のメンタル、気持ち、健康、安全、、、
これだけは譲っちゃいけない。


誰かのためになればと思って書いてるわけではなく、ただ自分の頭の中を書き出してるだけの文章を読んでくださってありがとうございます。
いや、申し訳ありません。かな。

ただここに書き出すことで、私の頭の中はだいぶクリアになるし、気持ちもいくらか楽になります。
本当に感謝です。
読んでくださって、ありがとうございました。

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