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【詩】時を漕ぐ棒

その人は
時を漕ぐ棒を持っていた

その棒が
流れるように時を漕ぐと
柔らかな波ができた

大きな波
小さな波
細かな波

様々な波が重なり
ボクは その波に漂った

その人の持つ棒の名前は
タクト

漕ぐたびに
音の波が広がる


~*~* Twitterの詩より
お題: #雲の詩沫



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