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【詩】起点

だるまさんがころんだ

その時、僕は空を見上げて
一羽のカモメが海を渡った

遠く地平のまた先に
まだ見ぬ陸地が広がるように

海の彼方も宇宙の端も
神か絵描きが日々描いてる

カモメが留まった桟橋で
君は静かに波を聴く

地球をめぐる風の中
夕陽が空を染めた時

だるまさんがころんだ

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