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【詩】空想の風を好む

悪戯好きの春風は
桜を一枚頭に乗っけて
イヒヒと笑って走ってく

颯爽とふく夏風は
特に愛想はないけれど
過ぎさり際に涼しさ残す

優しい笑顔の秋風は
知らない所で俯いて
覗いた弱さ隠そうとする

寂しがり屋の冬風は
どこかで傷つけあいながら
気づけばいつもそばにいる

めぐる季節で、風に出会い
交わす言葉は、ないけれど
感じた想いが、思い出になる


~*~* Twitterの詩・改
お題: #雲の詩沫


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