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【詩】最愛の君

白い花を一輪
君の髪にかざってみようか

その艶やかな黒髪に
花が嫉妬するかもしれない

赤い紅をひとすじ
君の唇にさしてみようか

魅せられた蝶が
舞いおりるかもしれない

青い空をひとかけら
君の瞳に映してみようか

その澄んだ瞳には
僕は映っていないだろう

けれど
あの空を映せたのなら
その涙は、きっと虹にかわるだろう

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