昨年パンダが誕生!台湾には4頭のパンダがいます/台北市立動物園
世界のパンダ調査。今はどの動物園に何頭いるかという超初歩的な調査をしています。
今回は台湾を。台北にある台北市立動物園にもパンダがいました。
2008年に中国からパンダが寄贈
台湾のパンダの歴史は、2008年から。
2008年11月 中国からパンダ寄贈
2009年1月 「団団(トアントアン)」「円円(ユエンユエン)」 公開
2013年7月6日 赤ちゃんパンダ(メス/円仔ユエンザイ)誕生 ※人工授精
2014年1月6日 円仔、お披露目
2020年6月29日 円円が第2子を出産
2020年12月29日 円宝(ユエンバオ)お披露目
現在4頭のパンダが暮らしている台北市立動物園。
あれ、円仔はなぜいるの?というと、団団と円円は例外だから。
通常、中国政府は「パンダの貸し出し」のみを行っており、貸出先の国で生まれたパンダは中国に返還することになっています。ただ、2008年の団団と円円は「贈り物」として中国からやってきたため、子である円仔も台湾に残ることができるんです。
「円仔」は母パンダと離れてしばらく保育器で育った
数度にわたる人工授精で末に誕生したという円仔。生まれて数日で軽いけがをして、しばらく保育器の中で育てられていたそうです。
母パンダとも引き離されてしまい、親子ともども寂しかったのでは。1カ月ぶりの対面のときにしっかり抱えて授乳をしていたとあり、安心しました。よく1カ月頑張った!とねぎらいたい気分です。
驚くことに、第2子「円宝」も誕生後に背中に小さなケガを負い、保育器に入っていました。円円の母性を維持するために、ぬいぐるみを与えるなど飼育員によってさまざまな工夫がされています。
木に登るのがじょうず
台湾市立動物園のYouTubeがあり、円宝の最近を見ることができます。今ってどこの動物園もYouTubeやっていてすごいなあ。
木にすいすい登っていて驚いたのと、真っ黒に汚れていてさらに驚いた。ああ、愛くるしい。
台北市立動物園と日本の動物園
台北市立動物園は、京都市動物園と連携と協力に関する覚書を調印したそうです。「種の保全」を目的に掲げた連携を動物園同士が締結するのは、国内外問わず初めてだそうです。
パンダだけではなく、台湾動物園のほかの動物にも興味がわいてきました。
NEXT/台北市立動物園
台北市立動物園のパンダはそれぞれもっと掘り下げないといけません。団団はほぼ話題にのぼらなかったので、団団についても。
・団団の話題を見つけること
・円円の様子
・円円と円宝
・円仔の最近の様子。今後について
コロナが明けたら台北市立動物園に行ってレポートします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?