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#72. ビジネス書を多読して分かったこと ~どの本も本質は同じ事を言っている?~

ビジネス書の多読をするようになって、1年半ほど経ちました。
気付きとしては、複数の本で「これは本質は同じ事を述べているな」と思うことがよくあります。

私は月に平均10冊ほど読書をしますが、そのうちビジネス書の割合は5割ほどかと思います。

ビジネス書は本当に気づきが多く、自分が持ち合わせていない考え方だったり、明日からでもやってみよう!と思えることだったり、新しい世界を覗くようなところが好きです。

そしてビジネス書をいろいろ読んでいると、違う著者が本質的には同じような内容を伝えていることがあると、気づきを得ました。

それぞれの著者が自分の経験・知見をふまえて語られる内容に、多く共通する本質をまとめてみました。



行動が大事

考えることよりも、行動すること。
「行動が大事だ」という直接的な表現はなくとも、書かれるエピソードを読むことで著者の行動力を感じて、行動が大事だと思い知らされることが多いです。


打席に立つ数

成功者は、誰よりも多く失敗をしている人でもある。
成功の反対は失敗することではなく、「何もしないこと」。
ヒットを多く生み出している人は、それだけ多くの打席に立っている人です。


話す力よりも聴く力

コミュニケーションにおいて大事なことは、話すことよりも聴くこと。
これも多くのビジネス書で書かれています。
余談ですが、人に口が1つで耳が2つあるのは、話すことの倍、聴く必要があるからだそうです。


睡眠は重要

1日のパフォーマンスを上げて、より良い成果を出していくためには、自分のコンディションを整えることが大事です。
そのために最も基本となるのは、質の良い睡眠です。
これも、多くのビジネス書の著者が言われています。


紙に書くこと

悩み事は、頭の中でモヤモヤしているから、悩みである。
それを紙に書きだすことにより、思考が整理されてすっきりする。
悩みを紙に書き出してみると、その原因はだいたい2つか3つに収まります。


自分を俯瞰する

メタ認知、と言われますね。
行き詰ったときに、あえて自分を客観視してみることで、解決の糸口が見つかることも多いです。


否定しない

人を動かすには、絶対に否定をしないと断言されている著者もいます。
否定をせずに話を聴く。自分の言うことが正解だと決めつけないことも大事です。
何でもかんでも肯定するというよりは、相手の言っている事実をありのままに受け入れることが大切、ということを伝えたい本が多いです。


自己選択権を持つ

幸せな人生は、自分で選択できることが多い人生だといえます。
人生においての選択肢はたくさんあり、どれが正解か分かりません。
ただ、じぶんで選んだことを正解にしていくという考え方はよく言われており、感銘を受けました。


経験、知識を増やすことにお金を使う

お金の使い方を書かれた本は、十中八九この内容が出てきます。
モノ消費より、コト消費。
幸せになるお金の使い方は、物を増やすことではなく、経験や素敵な思い出を増やすことなのですね。



他にも色々とあると思いますが、本質的に同じ内容を、それぞれの著者のバックグラウンドを通して語られることがビジネス書の面白さかな〜と思います!

読み手の我々としては、本の内容を全て実行する必要はなく、一つだけでも行動変わればOK、というスタンスで気軽に読めば良いのではないでしょうか?

ハードル下げることも、習慣化のコツですね。



◆今回使用させて頂いた画像
ホヴィンチさん
みんなのフォトギャラリーより
ありがとうございます。

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