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留学先を選んだ経緯と時期

この記事では私が留学先(フィンランドのアアルト大学のwood program)を選んだ経緯とその時期について書きます。

留学先に迷っていた過程をそのまま書いているのでまとまりの無い記事になってしまいましたが、これから留学を考えている方の参考に少しでもなれば幸いです!

留学先を迷っていた時期(2019年春~夏)

私の所属している研究室では留学が勧められていて、先輩の中にも留学に行っている方が多かったので、留学を考え始めたのは自然なことだったような気がします。数年前に付き合っていた人と別れて自由の身だったのもあり(汗)、修士1年(以下M1)の春頃から、留学してみたいな~という気持ちはなんとなくありました。

とりあえずまず留学先の地域を決めよう!ということで、M1の春から夏にかけては候補として東南アジアを考えていました。私は暑いのが好きで、以前大学の海外研修でタイに行ったときに、東南アジアの温暖な気候や街の賑やかな雰囲気をとても魅力的に感じたからです。

しかし、当時第一希望にしていたシンガポール国立大学は私の所属大学では学部生向けにしか留学協定がありませんでした…!どうやら個別にむこうの大学の教授から許可をもらえれば留学できたようなのですが、私はすぐに諦めてしまいました。

また、タイの大学には英語の授業があるのかよく分からず(しっかり調べればよかったのですが)、結局東南アジアは微妙かな…ということになってしまいました。

そのまましばらく時間が過ぎ、たまに留学について調べつつも、英語の点数も高くないし(私の大学では交換留学をするためには最低でもTOEFL ITP 500点以上が必要なのに対し、私の点数は450点ほどでした。しかも最後に受験したのは学部2年生の頃……)、特別行きたい国もないなあ……とぼんやりしているうちに数ヵ月が経ってしまいました。

アアルト大学との出会い(2019年秋)

夏の初めころ、1年間アアルト大学に交換留学していた先輩が帰ってきました。フィンランドが森と湖の国と言われているのは知っていて、私自身が湖が好きなのもあって元々なんとなく興味があり、留学経験のある先輩がいれば手続きなどで困ったときに教えてもらえるかな…?という安易な理由で留学先として考え始めました。

そんな時、ネットでアアルト大学に留学した方のブログをみつけました。そこで初めて、「wood program」の存在を知ることになります。なんとこのプログラムは語学要件がありませんでした(ぶっちゃけ最初に参加したいと思った理由はこれです)。TOEFLの点数が低くても留学できるかも!?と一気にやる気が出てきました。

しかも詳しく調べてみると、wood programでは木材について座学で学んだあと、木造の小建築を参加者自身で設計・施工するということが分かりました。

ちょうど「トビタテ!留学JAPAN」の奨学金への応募を考えていた時期でもあり、「wood programなら実習があるから採用されやすいのでは…?」とひらめいて、突っ走るように留学先を決めました。

wood programの存在を知ってからトビタテ!の応募書類を提出するまで、3日ほどだったと思います。半年ほどウジウジしていた割には、決めてから動くまではとても早かったです……!!(笑)

wood programの魅力

wood programに興味を持ったきっかけは語学要件がないことでしたが、もちろん他にも多くの魅力があります!その中で私が特に推しポイントだと感じていることをお伝えします。

まず、先ほども触れましたが木造建築物の施工まで学べるというところです。設計や模型作成は日本を含め多くの国の建築学科で日常的に行われていますが、実際の建物を作れるプログラムはなかなかありません。wood programでは、受講生(おそらく20~40人ほど)でコンペを行い、1位になった作品を全員で協力して建設します。実際にモノとして作るわけなので、模型を作るだけでは分からない、部材同士の接合方法・施工のプロセスといったところまで自力で考える機会ができます。

そしてもう一つの魅力は、学生以外の人やフィンランド以外の国の人と交流できる点です。海外の大学に留学した場合、基本的にはその国の学生と一緒に活動することになります。しかし、このwood programには建築学生だけでなく建築家・エンジニアといった社会人も申し込むことができるため、世界中の建築に関わる人と繋がりを作ることができるのです。

まとめ・次回の記事について

今回は留学先を選んだ経緯と時期について私の体験を書きました。
できれば興味のあるいろいろな大学について、英語の授業の有無や留学手段などを粘り強く調べることをお勧めします。
一方で、私のようにちょっとしたことで一気に留学先が決まることもあるので、常に広くアンテナを張っておくことも大切です。

次回はwood programに関する情報収集について記事にしようと思います。
トビタテ!の応募についてもいずれまとめるつもりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!m(_ _)m


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