おまじないになりますように

こんにちは。
ゆうです。

季節が変わり、春が訪れ過ごしやすい気温になりましたね。

春は恋の季節。

檜と杉の性交渉も盛んです。
おかげで人間様は、鼻と喉と目をやられこれはもう、常時顔射されてるのと同じですね。
あいにくそのような癖は持ち合わせていませんが、私もパートナーも花粉症に悩まされています。

先日、友達と飲みながら

『彼女か、この時期の出産が一番多い って言ってた』

と話していました。
やはり人間も動物ですね。

去年の今頃の事を考えると、パートナーと出会う前に知り合った1人の女性の方を思い出します。

その人は、Twitterで知り合った年下の女性。

パートナー募集を見て、DMをくれた方でした。

『旦那さんがいるけど、過去に飼われていて恋しくなった。』

とのこと。

私は既婚者とパートナーを組む気になりませんでしたが、やり取りを続けました。

遠方に住んでいたためお会いしたことはありませんが、とても惹かれる文章を書かれる方でした。(近くても既婚者とはお会いしませんが)

優しすぎるほど、優しすぎる方でこちらの気持ちを考えに考えた上丁寧に綴られた文章。

『どうしてSMを?』

きっかけを聞いた時に 安心感 と答えたので、私と求めていたものは同じようでした。

旦那さんと行為はあるものの、やはりSM特有の安心感を求めてしまう。
結婚したので足を洗ったつもりだった。

何だかわかるなぁ。

と思ってしまいました。

私も、当時彼女がいました。
しかし体の相性は良くありませんでした。(愛情と性欲は別物問題は後々触れます)
そして、SMを否定する方でした。

とても大切なものを傷つけられたような気持ちになりました。
飼い主さんと出逢ってから、私のアイデンティティの中にSMが取り込まれていたからです。
価値観を押し付けるのは全ての分野において褒められた行為ではありません。

人はそれぞれ複数の価値観を持って過ごしています。
その価値観も、個人によって重さは違うもの。

これを捨てて、これをとる。
これを活かすためにこれを諦める。

時に取捨択一が必要です。

結婚と引き換えにSMを捨てる選択を、彼女はしていました。

自分の中でもバランスを取るのが大変ですね。

例えば、私は

「音楽」

「友達」

「SM」

が特に大切にしたいもの。

音楽は中学生の頃から好きなのです。

弱かった自分の気持ちを代弁する音楽。
私の代わりに世間に中指を立ててくれる音楽。

最近市民権を得た言葉

「エモい」

という感情に虜になっていました。

その音楽を通じて今付き合いのある「友達」がいてくれます。

田舎なので周りに音楽が好きな人がいなかったのです。

当時、一人だけのものだった音楽を今ではパートナーをはじめ、
沢山の友達と共有しています。

「私がリアルタイムで聞いていた時に、周りは誰一人好きじゃなかったのに
 それが復活発表あった途端、ツイッターで沢山の人が騒いでる。
 お前ら今までどこにいたんだよ。」

ともらし、エルレ復活の時号泣していた友達。
20歳を過ぎてから知り合った友達だけど、当時一緒にいたかのような気分になって、たくさん飲み交わしてしまいました。

飼い主さんからもらったものが無ければ、きっと今のような友人関係もないでしょう。

本当に感謝しかありません。

何だか、春だから浮かれる半面不安定になる。

周りがスタートを切れているのに、自分は...

と焦る。

さらに、新しい環境で情報量も増えて、自分が大切にしているものを手放しがちになる。

自分の大切なものは、どんな時でも手助けになります。

すがれる藁になります。

ひたすら気候を利用して、自分に甘々で、美味しいもの食べて、美味しいもの飲んで、楽しいことして、不安定なこの時期を一緒に乗り越えましょう。

追伸

卒業式が行われる季節です。
平成最後の卒業生。
平成最後に高校を卒業する年代の人は、何だかとてもドラマチックで、掛け替えのない一瞬を感じます。

毎年特別なはずなのに。

卒業生の皆様。
ご卒業おめでとうございます。
大人は楽しいですよ。

汚いニュースばかり流れるけど、大人になってよかったなと思います。

それに関してはまた今度。

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