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なぜ「いまてんキャリア研究所に入ろうと思ったのか」

今回Twitter上で交流のあった、いまてんさんが主催するオンラインコミュニティに参加させていただくことにしました。


その名も「いまてんキャリア研究所」です!
※詳しくはこちら↓↓


参加を決めた理由

参加しようと思った理由は2つあります。
シンプルですが、
・転職活動時以外にキャリアを定期的に考える習慣をつけたい
・自らが習慣化することで人に還元できるような人間でありたい
という理由からです。

私は新卒入社した会社で6年以上仕事をしています。
ありがたいことに人や環境、事業に恵まれ、これまでは目の前の仕事に全力投球で、とにかく仕事に没頭しておりました。


もちろん、会社も完璧でないため、良くない部分もありましたが、そこも含めて会社・仕事・メンバーが好きで、気になる部分は自分で変えていけばいいというくらいに考えておりました。


ただ、コロナをきっかけに少し時間に余裕が生まれ、これまでは会社にどっぷりだったので、自社の社員以外のコミュニティを持とうとしたことが、結果として、キャリアを考える始めるきっかけになりました。

きっかけはTwitter

実際にスタートしたことは、Twitterでした。
実は社内で採用や広報のために人事がTwitterをやっているのですが、フォロワーが何千人と増えていると聞いて、私も少し覗いてみようという気持ちでスタートしました。

予想以上に多くのビジネスマンがSNSをガチっていたので、学生の頃に知っていたTwitterとはかなりGAPを感じました。


Twitterを通して、様々な業界、職種、年齢の方の仕事に対するスタンスは非常に刺激が強く、自社だけでは知れないことも多かったです。


その中で、一番私の中で変化が起きたことは
「転職は逃げではない、より自己実現に近づくための手段」
と考えるようになったことでした。


お恥ずかしい話ですが、私はあまり転職に良いイメージを持っておりませんでした。

今思えば、非常に安直なのですが、極端に言うと
「働く時間も給料、人間関係、やりがいもすべては自分次第でしょ」
というくらいに考えていました。


なので転職は
「明確にやりたいことがある人」
「ブラック企業に入社してしまって大変な思いをしている人」
「仕事が合わない、人間関係が合わないなど環境を変えるときにするもの」などのイメージがありました。


結論、私の中では、転職は最終手段としてきるカードというイメージでした。
※行っている仕事が第二新卒、既卒、フリーターなどの若手向けの就職・転職エージェントなので比較的、就職・転職せざるを得ないという環境の人と関わることが多かったことが原因かもしれません。

話を戻すと、Twitterで得た情報をきっかけに自分のキャリア観に大きく影響がありました。


キャリア観の変化

それをきっかけにキャリアの棚卸や自分が何を成し遂げたいのか?そのために何が必要か?ということを考え始めるのですが、なかなか苦戦をしました。


上述したように入社してから6年以上、
とにかく一生懸命目の前の仕事に取り組む、成果を出す、お客様に貢献する、チームの力にもなれる、評価される、結果として出世して年収を上げる
くらいにしか考えていなかったので、
過去のことも、未来のことも、本当に振り返りや考える時間を取ってこなかったことを痛感しました。


そしてまずは実践と思って、去年一度転職活動をしたときにも結果は順調だったものの、最後の意思決定で自分の軸がまだ定まっていないと感じて、現職を続けることを選択しました。


結果として転職しなかったものの、転職活動を行ったことは自分にとっては大きな転機となり、多くの学びや経験を得ることができました。


これらのことをきっかけに転職を考えるときにキャリアについて考えるのではなく、
「キャリアについて定期的に考える習慣をつけ、その選択肢の一つとして転職がある」という位置づけにしていきたいと思い、今回の参加にいたります。


転職活動からの学び


同時に考えたことは、とにかく目の前のことをやり切れることが自分の良いところでもあり、今後の伸びしろでもあるということです。


最近話をしていた社外の方に、
「今までの結果を残してきたことは一生懸命さがあったからだと思う。
ただ、今以上のステージを目指したり、結果を残すためには、何でも頑張るが大前提で、その中でも自分が何を成し遂げたいか?という気持ちが大切」
ということをおっしゃっていただきました。


実際に私が働く上で大切にしていることをざっと並べると
成長、貢献、目標達成、ミッションなどのキーワードが出てきます。

ただ、抽象度が高く、どんな成長をしたいのか、どんな貢献をしたいのかなどの解像度が低いことが自身の課題であるとも感じました。


これまでは学生時代から含めてとにかく目の前のことを全力取り組み、結果を出すことしか考えられていませんでした。
なりたい姿から逆算したのではなく、目の前のことを取り組み積み上げていくことで結果やキャリアを築いてきました。

キャリアを考えたり、転職を考えるタイミングでは嫌でも
「自分はどうなりたいのか、何を成し遂げたいのか」
ということに対して向き合う必要があります。


今までの仕事を棚卸することはできても、これだ!というものが明確に見つかるわけではなかったというのが正直な感想です。


でもそれが悪いわけではなく、ここからは仮説を立てて行動し、検証していくことを繰り返していこうと思っています。


やはり何事もやってみないとわからない。
知らないこと、経験してないことをやってみたいと思うことはできないからたくさん経験し、考えていけばいいと思っています。


私の好きな言葉の1つで「遠回りすることでしか本当の自分に出会えない」というイチロー選手の言葉があります。
最短距離で自分のやりたいことを見つけたと思えても、本当にそれが自分にとって、一番良かったのかはわかりません。

結果は遠回りしたとしても、多くの価値観や経験を得ることで、自信をもってここで勝負したいと思えることや環境に出会えればと思っています。


考えているだけでもわからない。
行動しているだけでもわからない。
だからこそ、これからも歩みは止めずに、ただ、ときには考えることも大切にしながら、自分のキャリアを向き合っていきたいと思っております。


転職が以前よりハードルが低くなり、転職についての情報も溢れています。

こんな時代だからこそ、どの会社、どのキャリアが正解かということではなく、自分のなりたい姿の近づくためには、自分にとっては何が最適かということを考えていきます。


同時に、自分がまずは実践することで同じように悩んでいる方のサポートもしていける人間でありたいと思います。


長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!