【ウクライナー日本】の一時帰国の旅 ※2021年6月時点※
このコロナ過での日本への一時帰国。
入念に準備してたので基本的に問題はなかったのですが、それでもなかなかに大変でした…。
これから外国から日本へ帰るという方の参考になれば幸いです!
◆帰国の準備書類◆
ウクライナを出国するにあたり、準備する書類が3つ+アプリの準備
<準備必要書類等>
①72時間以内のPCR陰性証明書(ウクライナ―英語)※厚生労働省のHPからダウンロード
②誓約書 ※厚生労働省のHPからダウンロード
③「健康カード」
※厚生労働省のHPからダウンロード(日本語版) or 日本到着前に機内で配布(英語版)
④質問票Webのアプリのダウンロード(入国までに記入)
⑤ウクライナの健康保険証明(ウクライナに戻る時必要)
◆帰国の書類を準備をするにあたって注意◆
①72時間以内のPCR陰性証明書
僕は〔ウクライナ―英語〕を選びましたがHPには色んな国のフォーマットがあるので必要なのをダウンロードしてください。
日本入国におけるPCRの検査方式に則って、かつ必要な情報が書いてあればフォーマットが違っていても大丈夫ですが、漏れがあったりするとトランジットの空港から乗るときに乗り入れ拒否されたり、最悪日本の空港で追い返されることもあるとか…
なので、住まいの国のPCR検査機関で日本のフォーマットの陰性証明書に記入してくれる病院を探して検査をしてもらうのが一番確実です!!
②誓約書 ※厚生労働省のHPからダウンロード
これは入国してから必要です。入国してからホテル移動までにかなり時間を要します。(自分の場合3-4時間程度)
ダウンロードを忘れても日本に入国してからもらって記入することもできますが、その分時間をロスするので少しでも早く帰りたい方はその手間を準備して分散させておいた方が楽です。
③「健康カード」※厚生労働省のHPからダウンロード可能
これも②番と同様ですね。
ペラ紙で大したことないのですが、意外とこの紙がホテルを出る時まで必要な重要な書類の一つだったりします(笑)
④質問票Webのアプリのダウンロード(入国までに記入)
厚生労働省のHPでは見つけきれませんでしたが、3つのアプリの準備が必要です。
・MySOS
・入国者健康確認センター位置情報アプリ
・COCOA
COCOAは入れてましたが他の2つは知らなくて空港で入れさせられてその場で登録させられます。
これ入れとかないと本当に面倒です。入れて登録して確認が取れないと次に進めさせてくれません(笑)
上記2つは名前・住所・パスポート番号程度ですが、COCOAに関しては結構細かく質問に答えないといけないのでやっといた方が良いです。
長時間のフライトで疲れてる上に、何回もされる検問作業で疲れ、さらにこの作業は本当に―― (ダッシュって便利ですね。笑)
⑤ウクライナの健康保険証明(ウクライナに戻る時必要)
これは国によって違うと思いますが、ウクライナでは、ウクライナに入国する際にコロナになっていた場合にそれをカバーする保険に入っている証明が必要です。
僕は大学の保険に入っているのでその証明書の原本を大学から貸してもらってますが、これから行く人の場合はどうなるんでしょうね…。
大使館に相談しないといけない案件かもです。
◆【準備ー出国ー帰国ー隔離ー解放】までの全体の流れ◆
具体的に今回の僕の場合の流れを元に時系列で紹介しますね。
・6/15 10:00PCR検査(事前に病院で日本のフォーマットでやってくれるかの確認済)
・6/17 ハリコフからキエフへ移動(特急列車5時間) キエフのホテルで宿泊
・6/18 キエフ9:50発(ウクライナ時間)-アムステルダム経由
・6/19 関西空港 8:55着(日本時間)
・6/19-6/22 ホテル隔離(負担額ゼロ)
・6/22-7/3 隔離2週間(14日間)のうち残り11日間を自宅隔離
だいたいこんな流れです。
僕の場合はウクライナで住まいがハリコフなのでキエフに行くまでの移動があるのでその分キエフに住んでる人より時間は必要ですが。
空港で今回新しい?というか困ったのが、搭乗券をチェックインカウンターで無料で発行してくれないこと…。
ウクライナだけなのか何なのか、今まで普通に出してくれてたのに、印刷をお願いすると15ユーロかかるとか言われました。
嫌ならネットでダウンロードして搭乗券のバーコードを携帯の画面で見せろと…見せないとチェックインが終わらないという…なんて時代だ(笑)
たまたまダウンロードしてたので事なきを得ましたが…気を付けてくださいね。
あとはチェックインの際にもPCRの陰性証明書は必要です!
更に飛行機に搭乗する際にも再度陰性証明書を見せないといけません。
(さっき見せたとこやん!!)と心の中で思ってましたが、実際にこれで乗れてないウクライナ人もいました…
(なぜあの人はパスポートコントロールまで通れたの?笑)
出国さえしてしまえばひとまずは安心です。
オランダのアムステルダム空港で飛行機に登場する時には日本のスタッフが一人いました。
その方が再度PCRの陰性証明書を確認してくれます。
おそらく、ここで漏れがあったら乗せてくれないのでしょうね。
そして、キエフのチェックイン時に搭乗券は携帯なのにアムステルダムでは紙で必要だそうです、結局搭乗の脇のカウンターで無料で紙の搭乗券を発行してくれました。
(キエフ・・・どういうことーーー!?笑)
ちなみに、キエフーアムステルダムも、アムステルダムー日本も座席は空席だらけでほとんどの人が一人一列(3席分)自由に使えてかなり快適でした!
さぁ、日本に到着してからが大変。
ここから約4時間弱の長いバトルが始まります。笑
先に言います、言葉が悪いです(笑)気を悪くしないでください。笑
到着してからはまるで囚人扱い(笑)
ただただ、言われた通りに一つ一つ、関所を進んでいきます。
そこで必要な書類を一つずつ提出し、またその場で新たな書類に記入し、それを持ってまた進む。
同じようなことを同じような書類で何度も質問され、同じようなアプリを3つも入れさせられるわけです(笑)
そのアプリを入れた後は使い方や、「連絡がきたら~~する」みたいな説明をたらたらと聞きます(丁寧に説明して下さってるのに申し訳ないですが…)
ただ、スタッフの人もこっちが疲れているのは分かってるので横柄ではなく気遣った態度でいてくれるのが唯一の救い。
流れの中でPCR検査も受けて、最後の関所で食べ物アレルギーがあるかないかを聞かれます。
そこで食べ物アレルギーを有りにすると関空の日航ホテル、無しにするとAPAホテルに連れていかれるようですね。
僕は日航ホテルでしたが、APAの人は新大阪ぐらいまで連れていかれる様なのでその方が帰りは楽かもしれません。
その後、PCRの検査結果を待って、無事陰性が分かってからやっとホテル移動になったのはお昼前後になっていたわけです…。
関空の日航ホテルなんて歩いて3分なのでわざわざバスに乗って関空をグルっと一周する徹底ぶりには凄さと軽い面白さを感じました(笑)
◆3日間のホテル隔離◆
※3日間のホテル隔離は到着した次の日から換算されます。
僕は19日の到着なので、20日が1日目。
2日目の夜に唾液の検査キットが自分の部屋の前に置かれている椅子に置かれ、説明の電話があります。
そして3日目(22日)の7:30までにその検査キットで行ったものを玄関のドアノブに貼り付けられたコップに置いて結果待ち。
13-15時には結果が出るとのことでしたが、13時早々に連絡をもらい、無事にホテルを出ることになりました。
ちなみに、ホテルは3日目の19時までには出ないといけないので、レンタカーはそれを加味して予約しておくのがおすすめです。
僕は14時に予約して遅れるかも、と連絡をしておきました。
ちなみにホテル代は一切かからないですし、お弁当も出るので至れり尽くせりです。
代わりにやるべきことは毎日朝と夕方に支給された体温計で体温を測って所定の紙に記録をつけるだけ。
写真の通り、タオル等の備品もどっさりと置かれているので不自由もありません。
ですが、部屋の前に椅子を置かれて一歩も外に出ることも許されません(笑)廊下ではドアマンが見張ってます(笑)
お弁当はその椅子に置かれインターホンを鳴らされるのですが、すぐ取らないと部屋に電話がかかってくる(笑)いやはや、すごい態勢でした笑
ちなみに昼と夜はお弁当だけでなく、500mlのお茶も出ます!
水ももし足りなかったら言ったらくださるとのことでした。(結果的には必要なかったですが)
ちなみに、どんなお弁当が出たか知りたい方のためにザックリ写真を。
全食は撮ってないですが、まぁ…こんな感じです(笑)
毎回サラダがあって独り身の食生活より健康バランスも考えられています。笑
ただ・・・お酒は飲めないので、お酒を嗜む人にとってはなかなかそこは辛いですね…(←自分。笑)
◆まとめ◆
個人的な感想としては、一時帰国するのに出来る準備はしといた方がいいです!!
その準備も大変で面倒で重い腰が上がらない気持ちもよく分かりますが…。
この準備をしてなかったらプラス1時間はかかっていたかと思うとそれもまたしんどいので…。
何はともあれ、ひとまず無事に自宅隔離まで来れて何よりです。
あと残りの日々もコロナが発症せず無事に解放されますように!!
そしてこれから日本に帰る方も頑張ってください!!!!
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