【備忘録】招き猫発祥の地・浅草 今戸神社
招き猫発祥の地と言えば、世田谷の豪徳寺、浅草の今戸神社が有名ではないでしょうか。
いろいろと調べてみると、豪徳寺は【生きている招き猫発祥の地】、今戸神社は【今戸焼で作られた人形の招き猫発祥の地】のようです。
今回は浅草にある今戸神社を訪れてみました。
浅草駅から歩いて15分ほどで到着。途中他のお寺さんもあるので「ここ!?」と迷いましたが入り口に猫ちゃんの看板があるのが今戸神社になります。
今戸神社には、伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)という夫婦が祀られています。
ちなみにこのご夫婦、日本で最初に夫婦になり、結婚の神とされていることから縁結び、恋愛成就、夫婦円満などに御利益があるそうです。
縁結びという素敵な人との出会いや両思い祈願の意味が強いのかと思っていましたが、夫婦円満にも御利益があるのですね!
絵馬はご縁と円をかけて丸い形をしています。
お願いごと用の「祈願絵馬」と、お願いが叶ったとき用の「成就絵馬」と2種類がありました。
散策していると猫ちゃんの飾りがいっぱい!!!
最近海外でも「Beckoning cat」や「Lucky cat」と呼ばれて人気があるそうです。
右手を挙げているのは、お金を招く
左手を挙げているのは、人を招く
この子は小判を持ってるし、お金を招く子なんですね。
そろそろお参りしましょう。
本殿には今戸焼の大きな招き猫が対で鎮座しています。
ここは「恋はつづくよどこまでも」のロケ地になったそうで、主演お二人の写真も祀られていました。
この日はちょっと風が強かったので全開になっていなかったのが残念。
奥にも大きな招き猫が何体かいました。
散策を続けていると幸運のリアル招き猫・ナミちゃん発見!
ナミちゃんは女の子なのでイザナミノミコトから名前をいただいて「ナミちゃん」と呼ばれているそうです。
ゆっくりお休み中なので遠くからパチリ★
手を洗い口をすすぐところは【手水舎】は「てみずや」または「ちょうずや」と呼ぶそうです。正しい作法でできますか?わたしは出来ないので調べてみました。
心を落ち着かせる
邪念を払い、落ち着いた気持ちになれたら軽く一礼をする。右手で柄杓(ひしゃく)を持って左手を清める
柄杓にはなみなみと水を入れる。柄杓の水はこの後も使うため、すべてを左手にかけるのはNG。この時は3割くらいの水を使うようにしましょう。左手で柄杓を持って右手を清める
柄杓を左手に持ち替えて、3割くらいの水を右手を清めます。右手で柄杓を持って口を清める
両手を清めたら柄杓を右手に持ち替える。左手に水を注ぎ、口をすすぐ。衛生面が気になる時は口をすすぐ真似をします。柄杓の水は少し残しておきましょう。両手で柄杓を持って持ち手部分を清める
口と両手を清めたら、使用した柄杓の柄を清めます。両手で立てるように持ち、柄杓の中に残っていた水を持ち手部分に流します。
なるべくゆっくり立てて、水しぶきを立てないようにしましょう。清め終わったら柄杓を元の場所へ戻し、軽く一礼してから離れます。
次からは正しい作法で出来そうな気がしてきました!
このわんちゃんと同じ素材でできた伊弉諾尊と伊弉冉尊の招き猫がいるのですが、撫でると福を招くと言われているそうです。
わたしは…撫でるのも写真撮るのもすっかり忘れてしまいました!
今戸焼きの招き猫やリアル招き猫・ナミちゃんはいかがでしたでしょうか。
豪徳寺には何度か行ったことありますが、歴史等調べてまた訪れてみたいです。
*
所在地:東京都台東区浅草1-5-22
(い-ごふうふで語呂がいい住所!)
最寄り駅:各線浅草駅
電話:03-3872-2703
社務受付時間:9時から16時まで(年中無休)
その他:駐車場・お手洗い無し
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