久々の「いきなりステーキ」

本日、スケジュールの合間の移動時間、歩いていたときにたまたま「いきなりステーキ」を見つけたので、久々に入りました。

最近何かとニュースでも話題になっていますよね。

賛否両論あるかと思いますが、個人的には普通に美味しいと思います。

「いきなりステーキ」のニュースで言えば、業績不振のため、店舗の大量閉店というものがあったかと思います。

出店攻勢をかけすぎたことで、店員の質や提供されるサービスの質も保てなくなり、また近隣店舗間でカニバリしてしまったことで業績が落ち込んでしまった、という話だったかと思います。

ただ、こうした事態は割と「あるある」ではないかと思います。

有名なところでいえば、アメリカのスターバックスなどでも同様の事態が発生していたと思います。

最終的に創業者のハワード・シュルツがCEOに戻って、鉈を振るったようですが。

このあたりは冷静に見極めなければ、シナジーではなく、カニバリになってしまう、ということでもあると思います。

そして一度叩かれ始めると、悪い部分ばかりがクローズアップされてしまう。

難しいものですね。

ただ、基本はやはり人間好みが全員同じというわけではないので、あるものが好きな人もいれば、嫌いな人もいます。

ということは、その好きな人、いわゆる「ロイヤルカスタマー」に向けた戦略に絞ったものを提供するようにしていれば良かったのではないかなと、ステーキを食べながら考えていました。

コアなファンは必ずいるわけですから、まずはそのロイヤルカスタマーを大切にする。
そしてその人たちに、どういう方向を望むかアンケートを取る。

これがやはり王道ではないかと思います。

「いきなりステーキ」も話題性はありましたが、そのあたりがお粗末だったのかもしれません。

急拡大の弊害は多くのところが経験し、その事例も残っているので、「歴史に学ぶ」ということも大切ですね。

そんなことを考えながら、「いきなりステーキのステーキソース」ではなく、「ペッパー&ソルト」の方が美味しいという、最近発見した自分のお気に入りの食べ方で食べてきたのでした。

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