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糖質制限ダイエットした話(継続中)

現在進行形でダイエットをしている。
ダイエットのきっかけ、何をしているか、どうなったのかを書き綴っていこう。

ダイエットのきっかけはくだらないこと

今まで、あまり見た目を気にしないで生きてきた。健康診断は、40代半ばになる今でも再検査になったことがない。「きっと健康なんだろうな〜あはは〜」とのんびり生きてきた。

きっかけは、とてもくだらないこと。異動する前にいた営業所に、久しぶりに顔を出した。そのとき「自分、かなり肥えたなー!」と言われたのだ。

さらに胃腸風邪を引いて、食欲はほぼゼロに。2日くらいで治ったものの、食欲はあまりなかった。ここで閃いてしまったのだ。

「食欲戻ってないし、今なら無理なく糖質制限できるのでは!?」

我ながらヤバい閃きである。しっかり治して体調を整えて、とか考えないあたり、風邪が脳まで行っていたんだろう。

そんなこんなで、糖質制限ダイエットをスタートした。

なぜ糖質制限かというと、単純に私が「コメ、麺」が大好きだから。おかずよりもご飯が多いという状態だったので、これを制限すりゃ減るだろ、という安直な理由である。

ダイエットの結果はなんと!

結果からお伝えしよう。6月1日の体重は75.5kg。そして本日8月1日の朝、体重は68.8kg!!ワハハ、勝った!

2ヶ月でマイナス6.7kgである。これは控えめにいって成功であろう。最初の1ヶ月で4kg落ち、次の1ヶ月で2.7kgのダウンだ。

この間にどんなダイエットをしたかといえば、先述した通り「糖質制限」だけ。特別な運動は一切していない。1日の摂取糖質量を「最大100g」と定め、これを忠実に守った。できる限りタンパク質を多めに取るように心がけたが、脂質の量やカロリーについてはまったく見ていない。

結果が出せた理由は普段の食生活

なぜあっさり結果が出せたのか。これは、普段の食生活が原因である。ちょっと書いたが、私はコメが大好きだ。ご飯を美味しく食べるためにおかずを食べる、といっても過言ではないほどコメを食べていた。

ちなみにコメは、茶碗に軽く1杯(100g)で糖質が35.6gである。計ったことはなかったが、1食で200gくらいは食べていたと思う。これだけで、1日の糖質量は210.36gだ。

また「午後の紅茶」のストレートが大好きで、1日2本は飲んでいた。1本で20gの糖質なので、合計40g。これにおかずなどを加えると、一日の糖質量は300g近くあったと思われる。

日本人の1日における糖質摂取基準量は約320gであること(※参考:栄養素等表示基準値及び栄養機能 食品に係る食品表示基準案について)から、平均くらい食べていたのだろう。

これを抑えたのだから、そりゃ減るわけだ。

糖質の特徴

3大栄養素といえば「炭水化物・タンパク質・脂質」である。このうち、食べることで血糖値に急激な変動が起こるのが「炭水化物」だ。炭水化物は「糖質・食物繊維」に分けられ、糖質が血糖値を上げる役割を果たす。

細かいメカニズムは省くが、血糖値が上がると糖質はエネルギーとして分解され、脂肪として体に蓄えられやすくなる。これが、糖質が太りやすいといわれる原因だ。タンパク質や脂質も血糖値を上げるが、上昇のしかたが緩やかだ。

大雑把にいって「血糖値が急激に上がる=太りやすい」と考えて大きな間違いはない。

タンパク質と脂質は、太りにくい

タンパク質と脂質は血糖値の上昇が緩やかなので、太りにくい。そこで糖質を抑え、タンパク質の摂取量を大幅に増やした。私が取る食事の例を紹介しよう。

  • 朝食は「ご飯50g・納豆・卵+α」

  • 昼食は「サラダチキン・豆腐バー・チーズ・低糖質パン(主にLAWSON)」の中から2〜3種

  • 夕食は主食なし。肉・魚・野菜をメインに。量は気にしないが、砂糖は使わない。

  • 飲み物は糖質が入っていないお茶メイン。

  • 間食したくなったらチーズやプロテインバーなどを食べる。間食で食べていい糖質は10gまで

これで、1日の糖質量が70g前後になるようにしている。代わりにタンパク質は積極的にとる。1食で20〜30gくらいが目標値。

タンパク質と脂質がいかに太りにくいか、これを見てもわかるだろう。この食事で、6.7kg落とせたのだから間違いはない。

糖質制限は、健康的にどうなのか?

私は食に関する知識がないため、糖質制限が健康的なのかどうかわからない。いろいろ調べてみたが、どうも諸説あるようだ。タンパク質の量が多くなるため、腎臓に負担をかけてしまうという人もいれば、それを否定する査読済みの論文があったりする。

主食であるコメや麺を減らすと、相対的に食べる量も減ることになりそうだが、意外とそうでもない。主食分をタンパク質と脂質だけで補おうとすると、結構な量になるからだ。おかげで、減量中なのに満腹まで食べられるという不思議な状態になっていた。

ところがそれだけ食べているのにも関わらず、1日に3回くらいあった排便が今は1日1回だ。しかも水分が不足しているのか、かなり硬めの便になる。食べ物から摂取する水分は、結構な量になるようだ。便の硬さで気づいてからは、水分を積極的に取るようになった。

他に、今のところ体に異常は起きていない。ちょうど健康診断があったが、数値上も何も問題はなかった。長期的にどうなのか不明のため、識者の方いたらぜひ教えてください。

糖質制限をして変わったこと

糖質制限をして体が変わったな、ということがいくつかある。メリットもあればデメリットもあるため、ぜひご参考にどうぞ。

昼間に眠くならない

1つ目は、昼間に眠くなることがなくなった。食事後でも眠気を感じることがないので、その後の仕事や活動がスムーズに行くようになった。これはかなり大きな変化で、仕事にも私生活にも好影響が出ている。

ご飯をたくさん食べていたときは、食後の眠気が凄まじかった。休日などは、耐えられずに昼寝してしまうことも多々あった。今はそれがないので、時間が非常に有効に使えている。

体が軽く、若返ったように感じる

体重が減ったのだから当たり前だが、体がかなり軽くなった。と同時に、姿勢が良くなってきた。体の重さを感じないので、意識的に姿勢を良くしても疲れが少ないのである。

また、ダイエット前は疲れやすかったり、体力的な衰えを感じることが多かった。これは年齢的なものだと諦めていたが、これが改善してきた。食べていないのに体力が戻るというのは、非常に不思議なものである。

空腹感を感じるようになった

今までは「食事の時間だから」と、空腹でもないのに食べることが当たり前だった。しかし糖質制限を始めてから、しっかり空腹感を感じるようになった。合わせて「空腹にならない限り食事しない」というルールを作ってみた。

今までの食事は「習慣だから」という理由でしていたものだったのだ。食事は、お腹が空いたら取ればいい。考えてみれば、当たり前のことなのだ。

寝つきが悪くなった

私は、どこでも10分以内に寝つくことができるという素晴らしい特技があった。それこそ電車だろうがバスだろうが、寝ようと思えばすぐに寝られたのである。これが今では、本当に寝られない。寝転がって1時間しても、眠気が襲ってこない。

疲れていれば寝られるだろう、と思ったそこのあなた、甘い。心身ともにめちゃめちゃ疲れ果て、布団に入れば寝られるはずだというときでも寝つけないのである。なぜだろう?有識者の方、いたら教えてください。

便秘気味になり、便が硬くなった

私は極めて便通が良いほうで、1日3〜4回くらい排便があった。ところが今は、1日1回、朝のみである。しかもすげー硬い。固いじゃなくて硬い。

多分、食物繊維と水分が足りていないんだろうとは思う。にしても、こんなに回数が減るものだろうか?食べている量は、けっこう多いはずなのだが・・・。

体重にそれが反映しているかというと、そうでもない。朝になると、だいたい300gから多い時で500gくらい、前日夜から減っている。体重が前日と同じかやや増えるのは、チートデイだけだ。

腹が張っているような感じはしないので、これが正常なのかもしれない。病院にも一度行ったが、特に異常はないと言われた。今までが出過ぎていただけで、正常に戻っただけなのであれば、ありがたい話である。違和感はあるが・・・。

やってよかった糖質制限

デメリットはあれど、私は糖質制限をやってよかったと思っている。見た目がすっきりしたし、健康への大きな影響は出ていない。むしろ体が軽くなり、健康的になったといっていいだろう。

万人におすすめできるものではないのかもしれないが、やってみる価値はあると思っている。制限しているにも関わらずおなかいっぱい食べられるとか、ダイエットなのかどうか疑わしいくらいだ。

興味がある方、ぜひやってみてください。


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