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まぬけなわたし。
「腹わって話そうぜ」
的な会が、1年前くらいにあった。
辛いこと悲しいこと、
言いにくいことや本音を正直に話すというような、
腹をわればわるほど、
その人とつながれる、
ということはあると聞くし
そうだとも思っている。
「腹わって話そうぜ」
の会なのだから、
これもなにかのご縁、ここでいざ実践!
と、あまり人に言わないことを、
勇気をだして話してみた。
もちろん、信頼していたし、
もっと仲良くなりたいな、
と思っていた友だちです。
「うんうん、そうだよね。
そういうことも、あるよね。」
と、否定せずに聞いてれて、
なんだか嬉しかった。
「How About You?」
てなノリで、今度は友だちにも聞いてみた。
腹わること、あるでしょう??的な感じで。
「It’s Your Turn♪」
てなノリ、の方が
ニュアンスは合っているかも。
どことなく、自分が詰まっていたものが取れたから
スッキリしていた感はあった。
会の趣旨としても、
流れ的にも、
なにか話してくれるはず、っていう
期待のような、軽い気持ちはあったと思う。
「う〜ん、、、
ほんとになにもないよ♪」
あ、なんかあるな。
勝手にそう、読み取った。
でも、深入りはせず、
勘違いかもしれないから、
「そっか。聞いてくれてありがとう」
と、その会は終わった。
***
1年後、
やっぱりあったんだな、と確信できたことがあった。
OKなタイミングがきたらしく、
突如それがオープンになったんです。
内容を知って、まぁ納得。
「わたしの感も、捨てたもんじゃないな」
という、答え合わせで正解したような気持ちと、
「腹をぱっか〜んと自ら割ったのは
わたしだけだったんだ」
という、まぬけな気持ちになった。
だけど、弱さ、弱み、恥といった
後ろめたいものを自らさらけ出すというのは、
実は強さでもある。
まぬけをさらけ出せるといのは、
隠すこと、我慢することよりも
実は、わたしにとっては難しい。
ひとりで耐えるほうが、どれだけ簡単か。
だから、まぬけなわたしも、
なかなか愛嬌があるじゃないか、と、
思えている。
腹を割ってみると、
どこか解放された気持ちにもなれた。
やっぱり話してくれてなかったじゃん!と、
友だちを責める気持ちは、まったくない。
腹を割らせてくれて、
ありがとうと思う。
そして、事情も知らず
軽々しく聞いた自分には反省だ。
今は話せないという後ろめたさを、
感じさせてしまったかもしれない。
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