それぞれのこだわり

毎年恒例の、
両親との親戚への新年のあいさつの帰り、
両親と3人でお昼にラーメンを食べた。

お昼がちょっと多くて、
「腹ごなしに出かけてみるか」と父。

※父がラーメン＆餃子＆チャーハンで食べ過ぎ説
※ちなみに「腹ごなし」って言葉も初めて知った

結果、広島は石内のoutletへ。

＊＊＊

流れで、父のセーターを選ぶことに。

父のこだわりは、
めちゃくちゃ難しい。

はっきり言っておきますが、
決して、

趣味がいいとか、
オシャレだとか、

そういう訳では、まったく、ない、です。

本命の、LACOSTEにて。

父は、
ロゴのワニの向きがLACOSTEと逆らしい、
クロコダイル？という、安めの謎の
服を持っている。

だからなのか、
LACOSTEならば、
ロゴのワニちゃんがしっかり胸元にあることが
必要らしい。

だれ向けの、なんのアピールなのか。

えんじ色のいい感じのセーターがあって、
試着してもサイズも問題なし。
でも、ワニちゃんが、
胸元ではなく、右下。

それだけの理由で、
「ロゴが見えないじゃないか」

と、却下。

こんな調子で、
次のお店でもあーだこーだ、
その次のお店でもあーだこーだ、
その次のお店でもあーだこーだ、、、

と、諦めがちに入った最後のお店で、
第一印象でこれでしょ、と母が手に取った
セーターに決定した。

＊＊＊

こだわりって、
めんどくさいけど、
面白みのある個性とも言える。

めんどくさい人にはなりたくないけど、
こだわりを面白く語れる人には、
なりたかったりする。