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地味な今と、派手へのあこがれ

美術館でたくさんの人に見てもらえる絵を描いている画家さんだって、絵の具を買ったりパレットを洗ったりするし、最初は白紙だ。

YouTubeで何百万回再生されるアイドルだって、5分の歌のために何十時間もダンスや歌の練習をしているし、すっぴんから時間をかけて着飾る。

そんな、自分とは全く違う世界のことを妄想しながら、今日もほぼPCと向かい合っていた、自分の1日を振り返りました。

■私って、すさまじく地味な仕事しているなぁ

今日は、
・原稿の、土台となる大枠の構成、文章を作成
・編集動画2本の、土台となる動画のカットや構成を作成

をしていました。

原稿を書いたり、バナーや動画編集などの制作をする作業って、大半が地味な1人作業です。

今日のような、制作の最初の方のフェーズって、全フェーズの中でも地味中の地味な作業。すさまじく、地味です。


■でも、最初のフェーズが1番大事

文章を書くのも、動画を編集するのも、デザインをするのも、最初のフェーズが一番大事だと私は思っています。

ここでしっかり土台を作っておけば、す〜っと後続の作業が進んでいくからです。(後続もまた地味な作業なのだけど)

早く形として見えるものにしたいという焦りだったり、完成を急ぐあまりにこの土台を疎かにすると、後で痛い手戻りが発生します。

結果を左右する、もっとも大事なフェーズだとも思っています。

だから最初のフェーズの作業をするということは、仕事の根幹を握っているような、重大任務を任されているような気持ちに、勝手に私はなることができるのです。


■はて、じゃあ派手な仕事ってなんだ?

そう考えると、もしかしたらこの最初のフェーズって、私的には派手な仕事に分類してもいいかもしれない、なんて思ってきました。結果まで担っているのだから。

まぁそれは、個人的な癖というか、趣味性みたいなもので、だから今の私にはそれなりに向いている作業でもあるな、と思えています。

ただ、最初に感じた「地味」から考えてみると、逆の「派手」には何をイメージしているんだろう?と、疑問に感じました。

それはやっぱり、誰かに褒められたり、賞賛されたり、喜ばれたり、売れたりすることや、明確に数字としてすごい数(お金とか再生回数とか)をイメージしているのかな?なんて、思えてきました。

■派手な感じにも、ちょっと憧れているのかもしれない

最後は「地味な仕事でも、自分が楽しめていることが大切」とか言って、キレイにまとめようかと思ったんですけどね。

なんか薄っぺらいな〜と感じて、やめました。

地味なものはやっぱり地味。地味作業自体が楽しいこともあるけど、やっぱりどこか、日の目を見るのを期待しているところもあります。

そういうのを出すのって、なんだかダサいというか、恥ずかしいというか、そんな気持ちになるもんで、言いたくなかったのだと思います。

褒められたり、売れたりするのって、やっぱりいいなって、思いますね。素直に認めちゃうことにします。

とはいえ結局そういうのは、地味な作業の先に、必要であればやってくるようなものなんだと思うから、いいな〜なんて思いながらもまた明日も、

地味な仕事に、明け暮れようと思います。

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