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お金と時間のこと。

改めて、
お金と時間にはルーズにならないように、と、
身を引き締めた、最近。

わたしは、
もともとはだらしない性格です。

だからこそ、
フリーランスを経験してよかったなと今、
感じています。

会社員のころは、意識的にも無意識的にも、
会社に依存していました。

ミスってもわたしの責任じゃないし、
これは契約外だし、
これはスタッフ部門が管理するところだし、
失注しても給料は減らないし・・・

とかよく思ったし、

給料は毎月入ってくるもの、
時間外の計算や入金された金額は正しいもの、
保険料や税金も適性に支払っているもの、

などは、思うほどでもなくでも、
当たり前と思っていた。

どこか、自分の仕事やスタンスに
他人事なところがありました。

しかし今は、全てが自分の信頼に関わる、
と、痛感します。
仕事しているときも、していないときも。

同時に、同じように相手にも、
信頼できる人かどうか、
仕事を一緒にしても大丈夫か、と、
考えるようになりました。

本当は、会社員だろうが経営者だろうが
フリーランスだろうが、
みんな同じなんだけどね。

気づけたのは、フリーになったからです。

***

独立してすぐは、
こっちで選べる立場じゃないとか
自分に引け目を感じていました。

自信のなさや不安から、
そうなってたんですね。
お仕事くれて、ありがたい!みたいな。

だけど少しずつ仕事で関わる人も増えてきて
いろんな仕事をしていくと、
これだけは気をつけよう、と、
思うものができました。

お金と時間、です。

複数の仕事をすると、
入金タイミングがバラバラだから
消しこみを行っています。
やはりきちんとお支払いしてくれる方は、
すごく気持ちがいいです。

振込しました、と、
わざわざ連絡までくれる方もいる。

一方、
ほんのたま~に、
催促しなければならない場合があります。
催促してすぐ対応してくれれば
全く問題ないですが、

担当者にぐるぐる回されたり、
入金日さえ知らせてくれない場合は、
やはり不信感を抱きます。

これは、金額の問題ではありません。
信用の問題です。

それは、
わたし自身の価値にも、繋がります。
大切なビジネスパートナーとして、
見られていないということ。

わたし自身も信頼されておらず、
適当な扱いをされる存在、ということ。

最近まで、
わたしは猛烈に自己肯定感が低かったから、
そんな扱いされても、
あんまり気にならなかったんですよね。

でも最近は、
たぶん自己肯定感も上がってきていて、
わたしだって、
そんな雑な扱いをされる存在じゃない、って、
思えるんです。

入金遅れは悲しい出来事ではあるけど、
そう思えてる自分にはうれしかったりするから、
ちょっとおもしろい。

***

時間も同じで、
これは自分がやらかして、感じました。

前々から決まってた午前の打合せを、
わたしの急用で、夕方にリスケさせて欲しいと
お願いしたときのこと。

いいですよと快諾してくれたから
安堵していたのだけど、
打合せのときに、

「見捨てられた気持ちになった。
他を優先させたんだと悲しかった。」

と、いうようなことを、言ってくれたのです。

結果として、
遅れた間にアイデアが湧いたからよかった、
と言ってもくれましたが、
これまたわたしは、
大反省と嬉しさを抱きました。

あらかじめ空けてもらってた時間を、
直前に安易に変えるのはとても失礼で、
相手を雑な存在として扱ったと同意義のこと。
本当に大反省。

それと同時に、「悲しかった」という気持ちを
伝えてくれる信頼関係ができているという、
嬉しさもあったのです。

***

わたし自身、だらしないから
ルーズになる気持ちはすごく理解できます。
だから、全く責める気はない。
本当にどうしようもない事情が
あるときだってある。

わたしだってたくさんミスもするし、
遅れることもある。

だけど、誠意を持って謝罪したり、
挽回の対応をしたいなと、思いました。


「悲しい」と伝えてくれた人のように、
これからビジネスをしていく上で
同じようなことがあったら、
わたしもきちんと伝えていこうと思いました。

信頼できるかどうか、
ビジネスを引き続き一緒にするかどうか、
お互い納得できる人間関係を築きたいです。

フリーランスだから立場が弱いとか、
役職があるから立場が強いとか、
実績があるから偉いとか、
そういうことじゃない。

どんな人でも、価値に差はない。

わたしは、相手も自分も大切にする。
そんな生き方を、していきます。

いただいたサポートを励みに、これからもコツコツ楽しく、がんばります✨ サポートいただけたらすごく嬉しいです😊