仕事はつくる時代。

フリーランスになって、
お金や時間、人間関係など
いろんな感覚が変わっているけど、

「仕事」の感覚も変わりつつある。

新しい仕事でお世話になっている先輩に
こう言われた。

「与えられた仕事なんてひとつもない。
全部自分で作ってきたよ。
自分でいくらでも作れるチャンスが
ここにはあるから、
その辺も勉強してみてね！」

言われてみれば、
わたしはこれまで、
新規開拓や新規商品開発などの
部署にいたことはない。

だから、企画された後の商品や
既存のお客様への対応をすることがメイン。
やらなければならない仕事、がほとんどで、
仕事を「作る」という
意識を持ったことはなかった。

仕事は、
「誰かがやらなければならない、
めんどくさいもの」
という、イメージだ。

さらには、インフラも扱っていたから、
「ミスは絶対許されない」という、
イメージもある。

でも、最近はどうだろう。

今の仕事たちは、
無くても、だれかの生活に
支障をきたすようなことは、ない。

だけど、
だれかに喜んでもらえたり、
自分ものびのび出来て、
生きている実感すら、湧く。

＊＊＊

AI時代への突入もあって、
これからますます、「嫌な仕事」って、
減っていく。

「無いと困る」
「だれもやりたくないこと」
「きつくて苦しいこと」

そんな仕事が減っていくなんて、
嬉しいじゃないか。

それでも仕事をしたくなるのは、
決してお金のためでもなくて、
自分が生きる意味や、生きがい、幸せが
そこにあるからなんだろう。

仕事を作っている感覚は、
少しずつわかってきている。
すごく、ぜいたくな気持ちです。

これからたくさんの仕事を作ったり、
たくさんの仕事に出会えるのが、
ほんとにほんとに、楽しみだ。