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「有楽町の休日」

帝国劇場で上演されている
ミュージカル「ローマの休日」を
観てきました。

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私はミュージカルが大好きです。
日が近くにつれて、
とってもワクワクしていました。

とはいえ「ローマの休日」は
名作でありながら、
実は私は映画を見たことがなく。汗

オードリーヘップバーンが美しい、
ということは知っているけれど
ストーリーは全く、知りませんでした。

今回ミュージカルを見て、
名作と言われる所以が
よ〜〜く、わかりました。

***

「ローマの休日」は、
たったの1日、
アン王女がお城を抜け出して過ごす
ローマでの時間を描くストーリー。

その1日のアン王女の感激ぶりや反応が
本当に可愛らしいのです。

普通の人にとっては
いつもと変わらない日常が、
アン王女には全てが新鮮。

カフェに行くのも、
たばこを吸うのも、
観光名所に行くのも、
スクーターに乗るのも、
恋をするのも。

たったの1日。

たったの1日なのに、
こんなに感動できるんだなって
すごく幸せな気持ちになりました。


途中に出てくる歌の歌詞もとてもよくて、
(正しくは覚えていないけど、、)

新聞記者のジョーが
「おれの人生なんなんだ」
みたいに日々を憂いていたり
友人のカメラマンが
「目的なんてない、それが人生だよ」
ってサラッと言ったり。

アン王女は
「ローマで1日あれば、
恋もたばこもなんでもできる♪」
と歌っていて、
「1日」の感じ方や素晴らしさが
胸に響きました。

(正しい歌詞がわからない・・・)

***

私はというと、

午前仕事、友人とランチ、
また少し仕事ををしてミュージカルへ、

という「有楽町の半休日」を過ごしたのだけど、
アン王女みたいな
感動やキラキラ感はなく、
淡々と、過ごしたように思います。

もしかしたらもっと感動ポイントは
あったんじゃないか。

そんな風に思いました。

少し視点を変えれば、
今の日常だってすごく感動的だったりする。

帝国劇場に
30分くらいで行ける距離に住んでいて
ミュージカルで心が弾んだり、

オリラジの藤森の愉快で軽快な演技に
笑ったり。

電車に乗ったり
コンビニに寄ったりするのも
王女さまからしたらきっと新鮮で
面白いものに映るんだろう。

さすがに王女目線にはなれないけれど、
半年前の自分目線にはなれる。

半年前、ひたすら自粛していた自分から見たら、
外に出て人に会ったり
楽しいミュージカルを見れるなんて
なんて嬉しいことだろう。

日常がまんねりしてつまらない、
なんて思う時には、
視点を変えたらきっとたくさん感動が見つかる。

アン王女のたくさんの表情には、
そんなことに気づかされ
とても幸せなきもちにもさせてもらえました。

***

「ローマの休日」、映画もぜひ見たいです。

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