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もう生きていたくないと思っても

推し活に疲れ絶望し、もう生きていたくないと思った。失恋だった。その後どうしてるかを語る。

抜け殻気分になっている
私は幾度となく死にたいと思ってきたが、それを実行したことはない。自分の体に圧迫も傷もつけたことはない。ただひたすら心ばかり刺す、精神的リストカットをする。
それを一通りやって波が過ぎ去る。その後の私は、心機一転して「生きてやる」と思えるほどでも、「なんとかして死ななきゃ」と沈みこもうとすることもない。ゼロ。ただ肉体的に生存している状態である。抜け殻。
推しから愛されない人生、価値ねえな。ほんとに。もう知らない。

たとえ抜け殻になって、精神が死んでしまっても、死ぬ勇気がないので肉体的に生きなければいけない。だるい。

価値って探せばあるじゃん
自分に価値はないと思ったけど、今まで書いてきた小説、note記事を振り返ると、「こんなおもしれー文章を書けるやつ、失ったら惜しいな」と思えることができた。面白くないと思う人もいるだろうが、私自身が気に入っているのでヨシとする。これが一番大事だ。だって、私以外の人からすげーと言われても、私自身が満足しないと意味をなさないからである。自分の王たる私が肯定してるのだから、正しいのである。

私はこれからも、思ったことを、日々の感動を文字にする。同時に書きたい恋愛小説を書き上げていく。それができるのは私だけ。とりあえず、妄想・執筆ツールとしては必要で価値があるよな。
例えばチャットGPTくんはR18の夢小説書いてくれないけど、私は書ける。現在は私の方が使い勝手の点では勝ってる。ここに価値があるんだよ!

私は書きたいものを書き、世界を構築できる。そのツールとしての価値が自分にとってはある。とりあえずそこはある。だからいいのではないかな。

私が必要としている・されている人とは
職場の嫌いな人と業務会話をして、推しよりも安心感のある会話ができることに辟易した。大好きだった推しよりも、嫌いな奴の方が、スムーズな会話を成り立たせてくれるのである。推しが負けている。嫌いな奴に。嘘だろ。

求め先が間違ってるのは自覚しているが、
今の私を確実に幸せにするのは、性的に魅力のあるレベル高い人より、私に興味があり、意思疎通が無理なくできる身近な人 のようだ。
美しい人は素晴らしいけど、その素晴らしさが過ぎ去ると、合わない人間関係が残り、その時はとても苦しい。私は顔さえよければよいというタイプではない。特段飽きやすい人間であり、常に刺激を求める。飽きが遅いのは、目に見えない内面の魅力である。
私は人とは心のつながりがほしい。人間って適材適所。

オカメインコくんに相談する
一緒に住んでるオカメインコ:れもん氏に相談などしてみた。

相棒のれもん氏

あーし「推しくんに失恋した私に生きる価値ないよな?」
れもし「・・・」

重い話に考え込むれもし(顔が良いな)

あーし「推しに嫌われてるんだよ!そなたの見解を聞きたい」
れもし「ギチッ」
あーし「話聞いてるのか。れもん!」
れもし「ピー」

オカメインコは、人の話を聞く能力はある。ちゃんと真っすぐな目でこちらを見て、身体と意識を向けているのは感じ取れる。
しかし、鳥の体と心をしているので、「自分の名を呼ばれた時」と「かわいいねと言われた時」には個別リアクションできるが、その他の細かいニュアンスは表現できない。そういうのはこちらが翻訳してあげないといけない。

彼の気持ちを読み取ると、「ん?どうでもいいんじゃない。そういうときもあるよ。オレはいま楽しいよ?」ごきげんだった。おかめの笑顔の仮面が効いてる。なんでも前向きにニコニコしてるように見える。手の上でモコモコして、幸せが伝わってくる。

このデカサ

もふもふ。癒される。むかつく。(いい意味で


すべてを失った世界だから、逆になんでもできる気がしてくる
推しを失った。私たちはもう引き合うことはないだろう。私はこの人生で、もう推しをステキと思うことも、投げキッスサービスをしてもらえることもない。推しの寵愛席にはたくさんの人が座っており、私の場はない。
推しを中心に据えた世界では、私は負けている。ずっとこれからも。幸せになれない。

そしたら、なんかどうでもいいかな。と思った。すべてのことがどうでもいいです。ふわーっと軽く生きられる。どうせ負けてるんだから、何をしても自由なのではないか。なんでもやろうぜ。
今日だって、同僚がケアレスミスだらけな成果物を「完成した」とか寄こしてきたけど、ニコニコ黙ってフォローし提出した。
失恋のおかげで、日ごろイライラしたことが不感になり、新しい気持ちになれる。それはいいことだよねと思う。

旧世界で生きられないのなら新世界へ
死ななきゃとかどうでもよくて、とりあえず「楽になりたい」んです。
楽になるためには、楽しいこと、リラックスできることをしなければならない。そうすると自然に新しい娯楽を求めに行く。

推しと一緒にいた世界は旧世界だった。そこは終末が来て、地は裂け地上のすべてが焼き払われ、私が幸せに生きられる環境はなくなってしまった。

では、新世界に行こう。推しのことがどうでもよくなるくらいの、新しくてすげーこと、なんかないかなと思って、少女漫画か古典文学を探したい気分。「すっげー!ドキドキする!」って気分になって、推しとはさよならしたい。
そう、私は知ってる。推しを超える感動なんか、この世にたくさんあるのよ。失礼だけど。

その悔しさをモチベーションにしてまた文字を書く
禁忌:人との比較をしてしまってしんどかった。いまいちな自分が悔しかった。じゃあどうするか。リベンジである。
この悔しい気持ちのパワーは凄い。10万字超えの連載小説を成させた。燃やしてやろうと思うくらいの、黒い炎のエネルギーである。
また火がついたので、私は何か事を成さなければならない。エネルギーを得た。黒い炎で健全じゃないけど、ないよりはましだからいいよ。

というわけで、私、夢を作りました。一次創作をしてコンクール出す的な活動がしたい!または二次創作で新連載を作り上げる!
つまり・・小説書く人として存在感を増していきたい。あ、ちなみにそれで食っていきたいとかは考えてないよ。素人でいいんだ。

ライフワークを作って、生涯かけて磨いていけば他人に嫉妬することもなくなると思う。自分には一生かけて高めていきたいものがある、それがあるだけで胸を張れて、自分との戦いだけで生きていけると思うからだ。それが私のなりたい人間像だ。

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