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独立起業するマインドを育ててくれたのは学生時代の部活

先日ある学生から、将来独立したいという相談を受けた。

私は、社会に出てから副業からネット物販を始めて独立した。


YouTubeやSNSで個人が情報を発信してメディアをもてるようになったいま、就職せずに自分の力で生きていきたいという学生が増えていることに感心する。

背景には就職して、厳しい社会の中で揉まれながら働くことに対するネガティブなイメージがあるのかもしれない。

いや、独立するのはもっと厳しいかも知れないが、学生にはそちらの方が華やかに映るのだろう。

いずれにせよ、私が学生にできるアドバイスはなんだろうか??

実は、私は20代の半ばまで教員を目指していた。
結局、色々思うことがあってやめてしまったが、
一時期
・東南アジアの学校でボランティアをする
・孤児院やスラム街でのボランティア

など意識の高いことをして、教育を本気で考えていたこともある。

私が、学生時代の自分にアドバイスできるとしたら何だろうか??

勉強は意味があったろうか??

これは正直、英語以外は対して役に立っている気がしない。

いずれも、勉強は中学校くらいまでの基礎知識で十分で、高校や大学で習ったような専門的なことはほとんどテストのためだけのもので忘れてしまっている。

おそらく、高校のテスト問題を出されても英語以外回答できる自信は無い。

大学なんてなおさらだ。

では、私は高校から大学まで何のために学校に行っていたんだろう??

その答えとして出てくるのは部活だ。

私は、中学校から大学まで陸上部で一貫して競技をしていた、

一応全国大会2回出場と実績はあるが、上には上がいて、どんなに努力しても越えられない才能という壁があり、大学では一切結果を出せずに挫折して終わった。

結局部活も就職には何の役に立っていない。

しかし、自分が独立し起業するというマインドに至ったのは、明らかにこの、部活動でがんばった日々があったからだ。

スポーツとビジネスは似ている。

大学時代にビジネス書を読んで、競技でも応用できると考えたことがある。

要するに、結果を出すために必要な
・自己管理能力
・他人との協力
・課題の整理方法
・計画の立て方
・目標設定
・問題解決能力
、、、

このようなものはビジネスもスポーツも同じである。

特に私は、部活の指導者に管理されてひたすらメニューをこなすような、管理型の指導は受けてこなかった。

これは学生時代不満に思っていた事でもあるが、
ほとんど放任で、練習メニューも自分で考えて工夫しなければならない環境であった。

だが、そのおかげで
・自分で調べる
・自分で目標や、それに向けたメニューを考える
・自己管理能力

など学ぶことができたと思う。

これらは、独立してやっていきたいなら不可欠な事である。

そして、学校でこのようなことを専門的に教えてくれる教科は存在しない。

だとしたら、部活動でがんばった日々こそが一番自分にとって価値があったと思う。

なので、今の学生で将来独立したいと思っている人には、

部活を全力でやるのをお勧めしたい。

なにもスポーツじゃなくてもいい、

将棋や、科学系や文化系の部活動でも、何かの目標に向かって努力できるものであれば同じだ。

目標に向かって進めば必ず壁にぶつかる、

それをどうやって乗り越えるか?

ここが一番学べる場所となるだろう。

・独立するための資金を稼ぐために、ひたすらバイトをして起業資金を貯める
・家で引きこもってブログやYouTubeで発信して、起業の準備をする、、、
・私のように物販だけで稼ごうとするのを学生時代に部活もせず一人で黙々とやる、、

というのは、私はあまりお勧めしない。

それは、実は社会に出てからでもできる。

学生の部活動のように、金銭てきな利害関係なしにつながって、何かの目標に向かって仲間と一緒に努力する、

という経験は、社会に出てからなかなかできるものではない。

私も今ビジネス仲間は居るが、あくまで仕事としての仲間である。

本気でただの友達と呼べるのは学生時代に部活で知り合った仲間くらいだ。

なので、私が学生に何かアドバイスするとしたら
・部活を頑張れ、そして、結果を出せ

と言うことだ

ついでに、
・海外旅行に行って、世界を見てこい
・勉強するなら英語(外国語)を勉強しろ

というのも、輸出物販で稼いでいる私からは、過去の学生の自分に言いたい。

このくらいである。

そして、独立しようと思っていることはすばらしい。

多くの人が、折り合いをつけて、社会の周りの流れに乗り、就職し、雇われて働く。

最初はそれでいい。

でも会社に何か不満や、ここは自分の居場所でないと感じるなら、独立の道をもう一度思い出そう。

必ず道は開ける。

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