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離婚

私は結婚して今年で10周年を迎えます

こんなに、尊敬でき愛せる人に出会えたことを
心から感謝してます。


夫婦でビジネスをしていることもあり、
パートナーシップについて尋ねられる機会が多いです。


苦楽を共にし、分かち合える同志のような存在と出会う事は、素晴らしい事だと思ってます。


好きな人と、ずっと幸せに。

そう思って、相談にのります。


まだパートナーがいないのに子供が欲しい

とにかく結婚したい


本来、先に好きな人なのでは?

子供がいないことへの焦り

結婚してないことへの焦り


その焦りを解消するためのパートナー探しになってしまっているように感じることが多々あります


本当は何を求めているのでしょうか?

結婚すれば幸せ。


子供がいれば幸せ。


果たしてそうでしょうか?

日本の、離婚率は3組に1組と言われています。

日本のどこかで、約2分おきに1組の夫婦が離婚しているそうです。

以前、本田健さんというお金・幸せ・ライフワーク等をテーマにしている作家さんの講演会に行った時に話されたことが印象的でした。


それは、、、


仲の良いパートナーシップはとても幸せな事


でも、それと同じくらい1人を楽しめることも幸せな事


何より不幸な事は、結婚はしたが口も聞きたくないほど仲の悪い離婚もしてないパートナーシップ


その講演会を聞いた時、私は独身でパートナーもいませんでした。


でも、"あ"今の私は幸せだ。
と嬉しくなったのを覚えてます。


心から愛する人と出会えたら、結婚したいけど
今の1人の時間もやりたいことを精一杯楽しもうと思いました。
(その数ヶ月後、今の主人と結ばれます。)


離婚率の話に戻ると…


なぜこんなに離婚率が上がったのかご存知ですか?


そもそも、日本は離婚が多かったのでしょうか?

過去を遡ると

江戸の時代の離婚率はとても高く
(享保15年(1730年)の史料に「世上に再縁は多く御座候」という記述があったり、土佐藩には「7回離婚する事は許さない」という禁止令があったそうです。)


1899年の明治民法をキッカケに、離婚は激減


2000年前後から離婚率が増加し3組に1組へ

江戸と現代の共通点は…


女性の自立です。


江戸の時代は、ほとんどが共働きかつ夫婦別財
そして、旦那といえど妻の財産に勝手に手を出す事は禁じられていたそうです。


江戸の女性は、経済的に自立していた。


では、なぜ明治民法で離婚が減ったかというと…


女性の自立が困難になってしまった時期なのです


明治民法により、結婚が家制度・家父長制に取り込まれることになり、妻の財産権が剥奪されました。(妻の無能力規定)


女性は、結婚すると経済的自立と自由を奪われた時代です。

その結果…離婚率は激減。


そして現代は、働く女性がとても増えています


女性の経済的自立が離婚率に大きく影響をしてる

という事は、自立前に結婚してしまうと
もし離婚したくなってもできないという事です。

私の言ってる自立は、経済面だけではありません。


相談を受けていると、何のための結婚なのか。
誰のための結婚なのか。

そう思うことが多々あります。

精神的・経済的に自立をまずは目指す方が、早く理想のパートナーに出会え、その後の関係も良好かもしれませんね。


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