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洗濯機を虐待している。

耐用年数とか、そんなものを考えたら壊れて当然の洗濯機が壊れるべくして壊れた。

それなのに今日こそは動いてくれるかもしれないってスイッチを入れたり切ったり、叩いてみたり。壊れているんだから、諦めてコインランドリーに行けばいいのにと私は覚めた目でそれを見ている。洗濯機に怒ったりご機嫌伺いをしたって無駄だし、そもそもその洗濯機は「もう無理だ」とエラーを吐き出しているのだ。

洗濯機をバンバン叩く母を見て、「洗濯機を虐待する」なんてフレーズが浮かんでくすっとなったからnoteを書こうと思った。

くすっとなって、すぐその笑いはひっこんだ。何故なら既に壊れたのに壊れてもまだ何とか動かせやしないかとあれこれされている洗濯機が今の自分と重なったから。

親は私がASDであることを理解しようとしない。私の抑うつ状態が何からきているのかも考えない。それって壊れた洗濯機をまだ使えやしないかと動かそうとすることと何の違いがあるのだろう。

そんなことを考えた夜でした。

執筆のための資料代にさせていただきます。