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閉じてしまわないように。

気づいたらブロックしていた

先日、携帯がフリーズして、その翌日に会う約束をしていた人との時間調整をするべく奔走した。その人と連絡がとれそうな人を探して、PCからLINEを開いて、電話をかけたり、メッセージを送ったりした。

その時に私は気づいたのだ。何人かをブロックしていたことに。何人かをブロックしていたけど、この緊急事態だもの、背に腹は変えられないとブロック解除して電話やメッセージを送りつけた。

すべては次の日の約束のためだ。そのうちの一人に繋がって、無事予定通りに会えた。また別のブロック解除したうちの一人は数時間後に私の送ったメッセージを見て既読スルーしていた。

ブロックした理由を全部答えられはしないけど、予測はつく。私が見ていてつらいし、見られていてつらいと思ったから、遮断したのだ。その判断は間違ってはいない。うつとか発達障害とか、こちらの事情お構いなしって人達だからだ。

うつ状態の今、そういう人は遠ざけるのが得策だから、判断としては間違っていない。正しい。でもその正しい判断の先には誰もいなくなるのではないかってくらい、私の周囲はうつとか発達障害への無理解に溢れている。

会いたいけれど、お金がない

今の私はほとんど療養生活みたいなもので、生きていくのに必死だ。とりあえず日々を生きるお金しかない。会いたい人はいる。行きたいところはある。でも、お金がないから、体調が安定しないから、なかなか約束ができない。

孤立の末の孤独死のニュースや記事が入ってくると、自分のリスクを考えて笑いそうになる。近所に様子を身に来てくれる人はいない。出勤する先も通学する先もない。私が一人死んだって誰も気づかない。でもまあ、それはいいのだ。それでもこの暮らしは私の選んだことだから。

孤立してその末に孤独死する可能性なんて誰もが持っている。だったらリスクなんて大きいか小さいかの違いでしかない。それよりも日々が平穏であることだ。そう思うから私はこの暮らしを続けている。

孤独死は怖くないけど、孤立は嫌だなと思う。近所付き合いがしたいとかではない。そんなのは煩わしいから嫌だ。そうじゃなくて、今いる友人と交友関係を保っていたいのだ。

新しい交友関係を作りたいとかそんなことを言っているのではない。今いる大事な人を大事にしていきたいのだ。だけど、会ってごはんを食べるにもお金がいる。健康な体がいる。元気になったらね、お金ができたらね、と正直に言うしかない。惨めだ。

これを打っている今日も何とかごはんを食べられたけど、お腹を下している。起き上がれない。

閉じてしまわないようにと願いながら無理せず友人と交流していきたい。願うしかない。

執筆のための資料代にさせていただきます。