マガジンのカバー画像

呼吸。

137
書かねば生きていけない、私の呼吸。
運営しているクリエイター

#毒親

正しく愛されなかったから愛せない? 誰かの隣を諦めた~あるサバイバーの話~

虐待というと、何を思い浮かべるだろうか。暴力? 食事抜き? 怒鳴り声? それとも、心理的虐…

雁屋優
4年前
13

まだ、言い切ることはできない。

冷えた左手が、感覚をなくしていく。私は冷え性なので、手足がいつも冷たい。でもきっと、今冷…

雁屋優
4年前

年の瀬という檻。

子どもの頃は年末年始が好きだった。掃除は嫌だけど、お年玉がもらえるしおせち料理がおいしい…

雁屋優
4年前
5

傷の癒し方を知らないから。

私には見えない汚れを指して、母が言う。 「汚れが残っている」と。 私は何度目かわからない…

雁屋優
4年前
5

「うるさい、私の稼いだ金だ」って言いたい。

小さい頃から、「誰が稼いでると思ってるんだ」と言われて育ってきた。親の言うことを聞かねば…

雁屋優
4年前
5

洗濯機を虐待している。

耐用年数とか、そんなものを考えたら壊れて当然の洗濯機が壊れるべくして壊れた。 それなのに…

雁屋優
4年前
6

嫉妬の感情から生まれたもの。

特別な体験をしたかった。noteに書いてスキがいっぱいつくような、エモくておもしろくて、そんな体験がしたかった。 そういう気持ちを何と名づければよいかわからない。嫉妬と呼ぶには幼稚すぎて、でもきっと皆が持っている感情だと思った。 noteにはたくさんのエモい話やきらきらした体験が並ぶ。それらを読んでいたら、自分の日常が褪せてくる瞬間というのはどうしてもあるのだ。 noteに書いても何のおもしろみもない、つまらない日常に、価値を見いだせなくなっていく。それはきっと誰にでも

こんなはずじゃなかったと嘆くくらいなら生まないでくれたらよかったのに。

「大学までやって、大学卒業してもまだ(経済的)援助が必要だなんて」 それは本当にその通りだ…

雁屋優
4年前
5

正しさで私を殺しにくる敵は身近にいました。

らしくもなく比喩を入れる。 敵は、正しさの形をしていたのです、なんて綴ってみる。 当然の…

雁屋優
4年前
2

生まないでくれた方がよかった。

久しぶりに泣いた夜話題が暗いので明るく元気の出る写真を選ばせてもらった。桜、いいよね。元…

雁屋優
5年前
2

ブルーベリーと、私と親。

初めましての方も、お久しぶりな方もこんばんは。雁屋です。アルビノで毒親育ち。今回の話題に…

雁屋優
5年前
4