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呼吸。

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書かねば生きていけない、私の呼吸。
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2019年8月の記事一覧

溢れて、でも泣けなかった。

「睡眠障害なんです」と言っていた私2018年春。抑うつ状態と診断された。乱れる睡眠、読めない…

雁屋優
5年前
1

友人とは現在完了進行形の関係を指す。

私はよく、「中学時代以前の友人はいません」と言う。しかし私の中学時代がずっと一人だったわ…

雁屋優
5年前
8

「働く」ことと私。

働くことに向かないのではないか壊滅的に働くことに向いていないのではないか。そんな疑問は去…

雁屋優
5年前
6

本当に"小4で人生は決まらない"か

先日、こちらの記事を読んだ。 絶望の事実まず最初のnote。初読で感じたのは"絶望"だった。私…

雁屋優
5年前
6

夏の終わりの夜のこと。

少し前にこんなnoteを書いた。 家が安心できる場所ではなく、学校は学歴をつけるために行って…

雁屋優
5年前
6

その日、私に病名がついた。

眠れぬ夜の先にある日から私は夜も眠れない日々を過ごすようになった。心療内科で発達障害の検…

雁屋優
5年前
3

私、性欲がないし恋愛もしません、今のところ。

自身がセクシャルマイノリティであることについてあまり語っていなかったなとふと思い立ち、語ってみようと書く次第。 何故語ってこなかったのか、についても考えてみる。 模索中の性自認性自認を模索中である。具体的にどんな状態なのか自分でも本当によくわからない。 ただ、体の性が女性であることは知っているし受け入れている。嫌ではない。男性になりたいとも思わない。 でも、女性であり続けるのも嫌だ。正直に言うなら性別のないものになりたい。 ところがフェミニンな洋服に魅せられて、女性

私の人生に、子どもはいらない。

一応結婚適齢期と呼ばれるものにさしかかっている年頃ではあるので、たまに「結婚しないの?」…

雁屋優
5年前
7

「男と女が恋愛するもの」から「人は誰かと恋愛するもの」に変わっただけならやっぱり…

レインボーフラッグとともに、LGBTやセクシャルマイノリティという単語が認知されてきたなあと…

雁屋優
5年前
13

がんになったらとりあえず落ち着いて抹茶ラテを飲んで、寿司を食べに行くんだ。

がんの恐怖タイトルでふざけてんのかこいつと思われたかもしれないけれど、大真面目だ。私はア…

雁屋優
5年前
6

「髪色綺麗ですね」「ふふふ」

「青に、ふれる。」という漫画を買った。7月発売のその漫画を、私は本屋で探し歩いた。目が悪…

雁屋優
5年前
7

「療養してます」と言うのに30分も悩んだ私は

唐突にやってくる、過去という魔物「ひゃっ」とか「うおあ」とか、何かとにかくよくわからない…

雁屋優
5年前
5

アルビノの私は、スカートを選ぶ度に脱毛したいと呟いている。

「はー、脱毛したいな……」 脚の出るスカートを選ぼうとして、ムダ毛を剃り忘れたことを思い…

雁屋優
5年前
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何もなくてよかった。

救急搬送されるととにかくお金が飛ぶんだなあということを、大人になって初めて知った。 意識が飛びそうになったり、自転車に乗っていて頭をぶつけたりして、大人になってから2回も救急搬送されている。 それで、諭吉が飛ぶ(1万円を越えるお金がかかる)ことを知った。勿論本当に具合が悪くて救急車を利用して運び込まれているわけだし、2回とも大したことなかったけど大したことないとわかるためにはその搬送が必要だったことはわかる。 それでも、1万越えの出費は痛い。正直に言うなら「や、やっちま