見出し画像

【体験談】乳腺炎には要注意?!乳腺炎で辛かったこととその後のおっぱい事情

こんにちは!優かおるです。私は2人の子どもがおり現在も絶賛育児中です。現在は下の子どもも、もう3歳になり母乳はもうだいぶ昔に卒業していますが、過去乳腺炎になったことで私自身のおっぱい事情が変わりました。
今回は、私の乳腺炎になったきっかけとその後の変化について体験談をお話します。今後授乳の予定がある方や、授乳中の方にはぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>

あれ?おっぱいが痛い!

あれは当時、長男がまだ10ヶ月頃のことです。
私は初めての子育てのこともあり、様々なことに四苦八苦しながら子育てをしていました。長男が2〜3ヶ月頃になるまでは母乳の量が安定せず、母乳は混合育児でミルクと併用していましたが、3ヶ月以降になると母乳の量が安定してきたこともあり、完全母乳にて育児をしていました。

私は母乳が安定してきたこともあり、母乳を絞りきったりすることはせず
母乳に対してそこまで注意していませんでした。

「あれ、おっぱいが痛い…寒気がする…」

夜に長男を寝かしつけた後、急な寒気とおっぱいの痛みが私を襲いました。
熱を測ると、それは最近見たことがない数値です。

「え?42.3℃?!」

何度計り直しても、数値は変わらなくてあまりの寒気に全身で震えて
歯もガタガタとずっと動いて、この寒気の震えだけで筋肉痛になりそうなほどに身体が全力で震えていました。

授乳中で薬も飲めない… そう思ったとき、私はふと自分の胸の状態に気がつきます。

「おっぱい…カチコチになってる。めちゃくちゃ痛い…」

私はそのとき、自分が乳腺炎になったことに気がつきました。
長男が離乳食を始めており、授乳の間隔が伸びたことで母乳が出せていないことに気がつかなかったのです。
両方の胸から授乳してもらうよう、長男におっぱいを咥えさせますがよりひどい右側のおっぱいは全く咥えてくれません。
絞ろうと思っても、痛くて思うように絞れず、おっぱいは固くなるばかりでした。

その日は都内でも珍しく大雪の日でした。

(うう…こんな寒いなかに長男を外出させるのは気がひける…)

私は長男に風邪を引かせてしまわないか心配でした。

でも、長男が少しでもおっぱいに触ろうとするだけでも痛くて
下着が触れるのすら痛くて、まるで胸についているのが自分のものではないほどの痛みへ変化していたことに驚き

(このまま、おっぱいが出なくなっても困るしこれ以上悪化しても悪い結果しか起こらない気がする…)

と思い、大雪のため朝一番に産科に電話予約を行いおっぱい外来を受診することに決めました。

助産師さんに、私のおっぱいをみてもらいました。
私は左右差が激しく、右側が特に石のように固く、自分で右側のおっぱいは触れないほどの硬さと痛さに。。

「赤ちゃんのために、おっぱいマッサージ頑張ろうね!」

その瞬間…助産師さんが私の右側のおっぱいにタオルをかけてがっしりと掴み、揉みほぐしはじめました。

「あたたたた!!」


私の場合、おっぱいが詰まってしまって乳腺炎になってしまったようです。授乳は毎日、左右でしていたつもりなのですが両方うまく授乳できていなかったようです。

詰まった乳汁は、赤ちゃんに「まずい」と思われるようで詰まった方はあまり飲まないようになるんだとか。詰まっている乳汁は冷たく、まずいものになるそうです。

確かに、おっぱいマッサージのときに詰まっている方の乳汁を絞ってもらった際に
詰まっている乳汁は冷たく感じました。

すごく痛みを伴うマッサージでしたが、助産師さんのおかげで石のように硬くなっていたおっぱいは、乳汁を絞りだいぶ柔らかさを取り戻しました。

結果、両方から問題なく授乳を行うことができましたが
長男はやや乳腺炎がひどかった右胸はしばらくあまり吸いたがらず、一生懸命誘導して授乳しました。

今回の件で、改めて授乳時の「左右均等に行うこと」と「乳汁の残りはしっかり絞る」ということを学びました。
それ以降は、乳腺炎にならないように意識してもう二度目の乳腺炎は予防することができたのです。


乳腺炎とは?

私が経験した乳腺炎はうっ滞性のものになりますが乳腺炎の知識についてこちらで共有します。

乳腺炎の症状

乳腺炎の原因

乳腺炎の治療方法について

引用元:「女性感染症ナビ」より

その後のおっぱいについて


私の場合は、助産師さんに乳腺炎になった乳汁を排泄してもらうことで、他の抗生剤などの内服はせずに事無きを得ることができました。

しかし、ここだけでお話させてもらうと
乳腺炎になったことと関係があるのか、長男の後に長女を出産・育児した際に乳腺炎がひどかった右胸は、以前の授乳中はパンパンに胸が張っていたのですが、全く張らなくなりました。

そして、授乳中は明らかに左胸との大きさが顕著に(左胸>右胸)。
私なりの解釈ですが、乳腺炎になったことで乳腺がダメージを受けて胸が張らなくなったのかしら…と個人的に考えています。(あくまで個人的見解です)

おわりに

乳腺炎は、母にとって身体的ダメージが大きいものだということが実際に自分が経験することで学びました。
授乳中の乳汁のつまりによる乳腺炎は日頃の管理で予防できますので、ぜひ授乳中の方は乳腺炎にならないようにしてくださいね!


▼妊活・子育てサポートアプリ「COTETE(コテテ)」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?