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上毛かるたぶらり旅『な』 ~温泉~

今回の上毛かるたぶらり旅は・・・
『な』の札

上毛かるたぶらり旅。群馬県の郷土かるたの札を巡る旅となっています。
かるたの絵に近い写真を撮ることもひとつの目的、楽しみとしています。
群馬もよい泉質、風情ある温泉が多数あります。
旅行がお好きな方、温泉を楽しみに旅行される方にも知って頂ければと思います。

前回歴史編の続きとなります。
♨温泉編~
前回読んで下さった方、引き続きおつきあいを!

初めての方は前回こちらとなりますので参考に。
こちらが歴史編

舞台は 群馬県安中市です。

上毛かるた 『な』の札がこちら!

『中仙道しのぶ 安中杉並木』
(なかせんどうしのぶ あんなかすぎなみき)
 Lined cedar trees in Annaka,  remind us of Nakasendo.

さて 温泉です!

安中市で紹介したい温泉は2,3ありまして
どこにしようかと悩みました。
その結果、中山道とほぼ平行して走る国道18号
長野方面へ向かい碓氷峠から山道を経ての秘境の湯を紹介させて頂きます。

『あ』の札 安中原市の杉並木からは車で約45分
※但し、その秘境温泉のふもとまでの時間です。
ふもとから「自ら登山」または「宿送迎利用」して到達する秘境宿になります。

グループでハイキングをした後、その秘境温泉を目指しました。
この日は軽井沢から向かいました。

歴史編で紹介しました『な』の札の地を起点にすると
国道18号から県道56号へと1回右折するだけなので
駐車場まではシンプルなコースとなります。
が・・・しかし

登った先は侵入禁止???

かなり怖い細いくねくね山道を車で登っていくと
こんな看板が・・
ここからは車で侵入することは出来ません。

ピンクの電話あり

紹介させて頂く温泉は
『霧積温泉 金湯館(きんとうかん)』

ここへ行く方法
①金湯館さんへ電話して迎えにきてもらう(予約必要かと)。
 基本、宿への宿泊者が対象です。
②車を駐車して自ら険しい山を登っていく

我々は①を選択。

ちなみに②選択の場合

登山口

ここから登っていく様です。

グループの一人が事前に交渉し、立ち寄り入浴利用でしたが
宿のご親切に甘え、迎えにきてもらいました。

金湯館さんのご主人が迎えにきてくれました。
車中こんな感じ

すれ違いは当然出来ないハードな山道でした。

険しい山道で写真ブレブレ
赤い屋根が目的地 赤しか見えない・・

金湯館さんが見えてきました~

こんな素敵な宿までのアプローチ
大女将もお出迎え
ありがとうございます。

霧積温泉 金湯館到着~

登山口の駐車場にだったか?こんな看板がります。

ここ霧積温泉は映画にもなった森村誠一さんの長編推理小説「人間の証明」の舞台になった地なのです。

「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね?」
西条八十の詩「ぼくの帽子」の詩句で記憶にある方も多いでしょう。

母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷(うすい)から霧積(きりづみ)へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。

西条八十「ぼくの帽子」一部引用

まさに霧積までの道のりで落とした・・と。
はい、先ほど通ってきた道ですね。

館内は興味深い資料館となってます。
こんな通路から温泉へ!
※頭隠して腹隠さず (笑)
いよいよ温泉タイム
こんな感じの湯舟
タイル貼りがたまりません。

泉質は カルシウム硫酸塩温泉
透明無色の肌ざわりのよい温泉です。
良質の温泉と評判で湯治目的で訪れる方も多くまさに秘湯と言えるでしょう。

いい湯だったな

こんなよい湯に浸かれたのは大変光栄で忘れられない湯になりました。
是非、一度宿泊してみたいと思ってます。

湯上りの
ポッキンアイスもありますよ!
こんな風情あるテラス? 休憩所で頂けます。

やはり安中の温泉・・・といったら
ここ「霧積温泉 金湯館」さんは外せません。

安中宿の宿場町を想像しつつ
安中原市の杉並木を鑑賞した後は
是非ぜひ~~という素晴らしい温泉です。

↑↑↑ 『あ』の札から金湯館までの道のり ご参考

群馬にはまだまだ紹介しきれないくらい
たくさんの名湯があります。
かるたの旅に合わせ、少しづつ紹介していければと思ってます。

鶴舞う形の 群馬県 @上毛かるた

群馬へおいで~

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