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上毛かるたぶらり旅『な』 ~歴史~

今回の上毛かるたぶらり旅は・・・
『な』の札

上毛かるたぶらり旅。群馬県の郷土かるたの札を巡る旅となっています。
かるたの絵に近い写真を撮ることもひとつの目的、楽しみとしています。
群馬もよい泉質、風情ある温泉が多数あります。
旅行がお好きな方、温泉を楽しみに旅行される方にも知って頂ければと思います。

舞台は 群馬県安中市

群馬県安中市

「つる舞う形の群馬県」の右羽の付け根部分に位置します。

上毛かるた 『な』の札がこちら!

『中仙道しのぶ 安中杉並木』
(なかせんどうしのぶ あんなかすぎなみき)
 Lined cedar trees in Annaka,  remind us of Nakasendo.

上毛かるたは旧版は版画調
現在の新版は水彩画調になっています。
『な』の札は水彩画として私のお気に入りTOP3にランクイン
もちろん他の札もそうですが情緒あります。

今回は安中市を舞台にお話を進めます。
追って紹介予定の『へ』の札も安中市にゆかりの場所があり
今回の『な』の札と併せての訪問となりました。

上毛かるたぶらり旅 スタート!
突然前に現れるΣ(・□・;)
上毛かるた『い』の札の伊香保温泉とな。

安中市を目的地として車で走り出すと
トラックの上に温泉マークが!!
トラックと私の間の車が徐々にいなくなり
ぴたりと後ろについた時
なんと「伊香保温泉」のPRラッピングしたトラックでした。
伊香保温泉は『い』の札
上毛かるたぶらり旅にても訪問している群馬を代表する人気温泉のひとつ

今回の上毛かるたぶらり旅は
運よく温泉PRカーに引率されて向かうことに。

さて 上毛かるたぶらり旅

「かるたの絵札に近い風景を撮影する」
という重要なミッションがあります!

上毛かるた 『な』の絵札
許諾第04ー01100

読み札でイメージが沸きますが
中山道(かるたでは中仙道)沿いにそびえ立つ
杉並木が舞台となります。


絵札の景色を目指します!

ここを目指して中山道へ入りました。
東京方面から行く場合、高崎市から北佐久郡御代田町を
繋ぐ国道18号から中山道へちょっと入ると

すぐに杉並木が現れます。杉並木の起点にて。

結構、車が通るので前後気にしながら撮影

かるたの絵札に近いのはこんな感じかな。

上毛かるた 『な』の絵札
許諾第04ー01100

いかがでしょう?

上毛かるたでは「安中杉並木」となっていますが
「安中原市の杉並木」として1993年に国の天然記念物に
指定されました。
中山道沿いの「安中市原市(はらいち)」に位置します。

この『お』の札への訪問は楽しみにしていました。
いつかと思ってましたが、実は訪問2日前の9月14日の
読売新聞地方版の記事を見て、今行かねばと!

読売新聞 群馬地域版誌面より借用

杉並木 江戸の面影残す

・・・すぐに反応しました。
上毛かるたと温泉セットを準備(笑)

記事によるとかつては700本以上あったそうな。
しかし江戸時代から残っている古木は現在13本のみ(23/9/14現在)

実は訪問当日も、メンテナンス業者が手入れをしていました。
歴史と保全に向けた課題がたくさんある様です。

そもそもこの杉が街道に植えられたのは江戸時代の暑さ対策のためだったらしい(市文化財課の情報と新聞誌より)。

新聞記事にこういう記述があった。

老いると体力が落ちてくるのは人間も樹木も同じだが、何とか危機を乗り越えて、江戸時代の面影を次世代にも伝えてほしい。

2023年9月14日 読売新聞 群馬地域版 我が街探求より

まさに同感であり、次世代へ伝えて頂きたい。
・・・なんて思った。

今回の旅の中 とある施設で手にしたパンフレット
中山道 上州七宿 めぐり 散策図

上州七宿なのかと 別の探求心が・・・

ここ安中市

安中宿

安中宿として栄えていた。
当然ながら『安中原市の杉並木』も掲載されていました。

そんな歴史を感じながら見る杉並木
実にいいものです。

実際には交通量を気にして前後左右に気を向けて
やっと写真撮ったって感じでしたが(笑)

ここ安中原市の杉並木を起点としても
この後、数々の群馬おすすめスポットが待ち構えています。

東京方面から国道18号でお越しのあなた
是非ともここ原市では中山道へ寄り道して頂ければ。

いい絵が撮れたので 続いて温泉に向かいます~

前回に引き続き、温泉は後ほどのお楽しみということで。


鶴舞う形の 群馬県 @上毛かるた

群馬へおいで~

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