シェア
子どもってすごい豊かなんですよね、心が。小さければ、小さいほど。紙がこすれる音だけで何分も遊んでいたり、道端のきれいな花の存在に気付いてママにプレゼントしたり、パパの顔を見ただけで満面の笑みになり、ホウキにまたがって空に飛ぼうとしてみたり。 片や、僕たち大人って。気が付けばスマホを触り、どうでもいいような情報に目を通し、なんでも知ったような気になって、ただただ時間を消費していく。どこかに旅行をしてみて、旅行をしたという事実に満足をして。 ま、それはそれで良いとは思います。
割と最近知った言葉に「HSP」って単語がある。 これは、人の性格的な特性を表すものらしい。 人の言動・感情だったり、 音・光・ニオイに必要以上に敏感に反応してしまう、いわゆる繊細さん。 私は昔からかなりの気にしいなので、間違いなくHSPだと思った。 正確には、HSS型HSPが私にピッタリ当てはまってる。「刺激追求型HSP」というらしい。 これは、外交的な面と内向的な面どちらも併せ持つ特性。 興味・関心があることへの行動力はあって、すごく刺激を求めるくせに傷つきやすい。 常に
格差と言えば、所得の格差、情報の格差、恋愛の格差、一票の格差などいろいろ言われてますけど。 私が最もヤバいと感じるのは、思考の格差です。 考える人と考えない人の差が広がっている。それも、労働の変化を通じて。 モノを作る(製造)・モノを売る(販売)・その結果をまとめる(経理)。 この 3つのプロセスで、何が起こっているかを見てみましょう。 製造モノを作る仕事は、本来クリエイティブで、頭を使う作業でした。 それが機械によってオートメーション化され、人が行う作業は単純化されてき
俺はドイツで敬語をほとんど使っていない。ドイツ語にもしっかりとした敬語が存在するのだが、使う機会が本当に限られている。決して俺が無礼なわけではない。 日本の大学では、友達や家族には 「君」"Du" (ドゥー)、年上の人には 「あなた」"Sie" (ズィー)を使うと教わった。だがこれは大きな間違いだ。ドイツに着いた初日、友人の家で7,8人くらいの小さなパーティーがあったのだが、周りは明らかに俺より年上の人ばかりで少し緊張した。 白髪でお腹の出たおっさんを見たとき、俺の