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継続力も1つの才能|WEBライターとして生き残るには?

新規の連載企画が決まりそうだ。今まで、日刊SPA!では、主に男性読者向けに介護・福祉・医療ジャンルの取材記事をメインに、時事ネタも扱ってきたが、新連載先は女性向けの内容がいいとのことだった。ものすごくラッキーだ。今まで取材してきた女性向けの取材記事が、世の出せる!


新連載先の編集さんが私を評価していた点

今回は、人からの紹介で、新規取引先の編集さんにつながったのだけど、私の日刊SPA!記事の全てを読んだわけではないだろうし、何が評価されいたのか不思議だった。
あいである広場に関しては、もっと記事数が膨大なので、もちろん読んでいるわけがない。
私はSPA!連載の前に、師匠の村田らむに言われていた。「自分も編集長をしているんだしどんなライターが使い勝手がいいか分かるでしょう?僕より文章を書くのがうまいライターはいくらでもいるけど、僕は定期的に催促されなくても納品するし、見直しを徹底して、編集作業の手間を省くようにしています。それができるから、僕は連載が持てるんですよ。だから、コンスタントに完成原稿に近いものを納品して1年頑張ったら他からも声がかかります」と。
評価されたのは、まさにそこだった。

紙の時代からWEBの時代への時代の移り変わり

昔は雑誌メインだった媒体も、今は出版不況でどこも部数を減らし、WEBなどのデジタルコンテンツに移行していってる。
WEBライターはピンキリだけど、山ほどいる。その上、WEBメディアは単価が安い。
ライター戦国時代と言ってもいい。

他にも匿名で記事を納品することもあるが、これらの防災と介護の記事を読んでもらうと分かるけれど、WEBライターに求められる役割は幅広い。この3記事では、挿入の選定から、レイアウトまで提案を求められている。

媒体や法人によっては、wordpressへの直接入稿やその際のレイアウトまでライター側がする媒体もある。

WEB媒体はタイムリーさや更新頻度もほぼ決まっている。だいたいの媒体で、時間は違えど、朝・昼・晩の3回更新だ。記事数の確保が大切になってくる。記事数は広告収入にも直結する。

その変化に対応できず、雑誌媒体での仕事がなくなり、苦しんでいるベテランライターはいくらでも見てきた。

継続力を褒められる

新規取引先の編集さんが褒めてくれたのは、一定のクオリティーの記事を、継続的に納品しているところだった。

らむさんのアドバイスに忠実に従っていた結果、本当に「使い勝手が良いライター」にはなっていたようだった。

「1年間、継続しているところがすごい!」「取材協力者のエピソードの中から、読まれる部分をピックアップし、整理する力がある」「書くのが早い」という部分が評価されていた。

継続力に関してそんなに評価されるとは思っていなかった。私があいである広場をメインにやっていた時代は、代表取締役その後社員として編集長&ライター業務に専念していたので、サラリーマンライターだった。

だからこそ、継続して納品することに慣れていたし、記事がなければ自分で書くのが一番早いので、書くのも早くなっていった。当たり前だと思っていたことが評価されるほど、ライターが継続して・催促されずに定期納品することは少ないのだろう。

継続できるという才能

継続して企画を出し続け、その企画を担当編集さんに会議で通してもらい、執筆し、納品することは難しいようだ。
だから、継続できるというのも1つの才能で、実はそれって文才よりも今時のライターに求められることなのかもしれない。

地味な才能だけど、継続力を才能だと思ったことは初めてだった。

取材記事を連載し続けるのに必要なこと

自分の経験から書くと、取材記事は当然、取材に応じてくれる人がいなければ、企画を出し続けられない。
そこで必要になってくるのは、人脈だ。
特に、障害当事者の取材の場合、原稿の最終確認まで責任をもってできる人なのかどうかが一番に大切な要素。
精神障害や疾患があると、メンタルの浮き沈みも激しい。だから、「あの人ならできる」という当事者や支援者からの紹介が一番、信頼に値する。

コミュニケーション力がないと人脈も築けないので、コミュニケーション力も大切な資質だろう。

当たり前のことを当たり前にこなす大切さ

記事の納期は必ず守る。言われれば、当たり前のことだ。特に紙媒体の連載は、印刷の手間があるので、納期を守るのは必須だ。それはWEBライターも同じことで、その当たり前ができるかできないかで、新規取引先をゲットできるかできないかを分ける。

今回はそんなことを思った、取引先との打ち合わせだった。

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今日は別ペンネームのファンタジー小説の出版社での打ち合わせ。ファンタジー小説も読みたい!という方は密かにペンネームを教えるかもしれません。

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田口ゆう
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