田口ゆう

マイノリティ向けweb 「あいである広場」 http://ai-deal.jp 編…

田口ゆう

マイノリティ向けweb 「あいである広場」 http://ai-deal.jp 編集長兼ライター あいである広場編集長兼ライター。 「認知症が見る世界」原作者 https://amzn.to/3nsdOYt 主に障害・医療・介護ジャンルの取材記事を書いています。

マガジン

  • 介護・福祉ライターが見るColabo問題や秋葉原

    Colabo問題や秋葉原問題を女性の介護・福祉ライター目線で取材して書いています。

  • 推し歌

    推し歌にちなんだ記事をまとめています

  • fathers

    日本のお父さんの日常写真です

  • 一眼レフ 季節の写真

    一眼レフ練習中の田口の撮り溜め写真です。 写真好きな方、見てください

最近の記事

暇空氏敗訴するも控訴予定|「暇アノン」というレッテル

私は一般社団法人Colaboの件については、半ば結論を出していたので 熱心に追っていなかったが、動きがあったので今回、書きます。 朝日新聞の報道に見る不公平さ 昨日、朝日新聞が「原告(暇空茜氏)の社会的評価を低下させたと指摘。投稿内容が事実である的確な証拠はないことから「投稿は真実ではなく、真実と信じた相当な理由もない」と判断し、名誉毀損(きそん)の成立を認めた」と報じた。 Colaboの名誉を毀損、「暇空茜」名乗る男性に賠償命令 暇空氏は控訴の構えだ。 こういった

    • 逃げ癖|自分の望みすら分からなくなる

      私はいつから逃げていたんだろう。 親しい女性の知人から言われた。 「ゆうちゃんは恋人作ったって結局は逃げちゃうじゃない。 私にはゆうちゃんが男の人から逃げ続けているようにしか見えないけど?」 と言われて、ギクッとした。 逃げるメリットとデメリット 最大のメリットは「傷つかないで済むこと」だよね。 そう、私は傷つきたくない。 だから、深入りなんてしたくないんだ。 恋をするといつも思う。 恋なのかすら分からない。 深入りするのもされるのも嫌だ。 傷つきたくないからね。 デ

      • 人の怒りはいつまで持続するのか|どうしたら許せるのか

        最近、色々あってモヤモヤしていた。信じていた人から裏切られたり、原稿を書こうと思っても書けない。そんな状態だった。 ネットの誹謗中傷で事業を廃業に追い込まれた怒り 私は以前にインターネットで誹謗中傷をされて、事業を潰されたことがある。端的に書くと悪意のある人物にデマを流され、自分自身が参ってしまい廃業した。 その怒りはなかなか消えなかった。 10年以上前の話なので、開示請求に強い弁護士さんはレアだったので、自分でネット関係の法律をかたっぱしから調べて弁護士さんに依頼に行

        • 人を妬むこと|まだ嘘をつき続けるの?

          昨日、師匠の記事が某WEB媒体で1,2位を独占したってツイートを見て、即 LINEでお祝いした。 自分自身も最近、仕事の調子がいいことを伝えると、師匠も喜んでくれた。 私は昔も書いたけど、ルポの書き方は全て師匠から教わった。 だから、すごく誇らしい気持ちになった。私は自分の仕事に打ち込んできただけでも、同時に妬まれるようにもなった。妬みっぽい人に欠けているものって何なんだろう? 今回、起きた誹謗中傷とその顛末 Xでは書いているので、顛末をまとめると下記のようなことがあ

        暇空氏敗訴するも控訴予定|「暇アノン」というレッテル

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        記事

          在日クルド人差別問題記事(SPA!)|執筆の裏側

          2024年6月3日16時に「埼玉県川口市の在日クルド人が「街で大暴れ」は本当か?SNSで繰り返される人種差別の真相」がSPA!より公開になった。 その執筆秘話を書きたい。 岩本弁護士から「取材しにきてくれ!」というメール 正直、私はX上でそんなに問題になっているなんて知らなかった。だけど、記事中の在日クルド人11人の代理人をしている岩本弁護士は昔からの知り合いなので、電話でまずは概要を聞く。 「近々、提訴するから、そしたら取材して。 他のジャーナリストも呼んでくれないか

          在日クルド人差別問題記事(SPA!)|執筆の裏側

          WEBライターにビュー数を伝えること|そのプレッシャーで潰れる人も

          私はWEB連載をもっているけど、編集さんにビュー数を伝えられるとひたすらプレッシャーでダメ出しされた気にしかならない。ブロガーだったら自分が書く励みにしたりもできるだろう。だけど、媒体のライターはビュー数を突き付けられるとへこむって人も多いんじゃないだろうか。 自分が編集長時代に言われたこと 私はあいである広場を2019年にローンチしているけど、事業企画をし、創業時代表取締役だったので、ライター側の人間ではなかった。管理側の人間だった。 ブログ記事は書いていたけど、いき

          WEBライターにビュー数を伝えること|そのプレッシャーで潰れる人も

          傷ついた・しんどいと伝えること|正直な気持ちを伝えることの大切さ

          私は自分の正直な気持ちを伝えるのがすごく苦手だった。「何でこの人はこんな言い方をするんだろう」とモヤモヤしたら、同じように嫌味で返していたし、耐えきれなくてなって怒ってしまったり……そんなコミュニケーションをしていた。 だけど、この数年で、「正直に自分の気持ちを伝える」という人たちに出会って、その考えを改めた。今ではなるべくストレートに伝えるようにしている。 特に男性は「傷ついた」「しんどい」と言いにくい DV取材をしていると加害者・被害者になりやすい人は、そのシンプル

          傷ついた・しんどいと伝えること|正直な気持ちを伝えることの大切さ

          WEBライターと雑誌系ライター|どうやって紙媒体に連載を持って単価を上げるか

          以前、私が無記名記事ライターから署名記事ライターになった過程を記事にした。 そこにも書いたけど、キャリアが長いライターさんって「SOHOサイトって何それ?」なので、SOHOサイトで書き続けている限り、署名記事を書けるようになれない。だけど、WEBで連載を持つと分かるのだけど、署名記事だろうとWEBライターの単価は激安だ。10,000円~15,000円が相場だろう。 キャリアが長い人って、WEB媒体だけじゃなく、雑誌で連載をしていたりする。雑誌って見るからに手間暇かかってそ

          WEBライターと雑誌系ライター|どうやって紙媒体に連載を持って単価を上げるか

          依存をスッパリやめられる人とそうじゃない人|孤独という病

          昨日は元薬物依存症の女性の取材だった。近いうちにSPA!から記事が出ますので、読んでください。記事内では色んな理由で書けなかった話を今日は書きたい。 周囲にもいる違法薬物をスパッとやめた人 違法薬物ってスパッとやめられないイメージがありませんか? だけど、取材をさせてもらった方もスパっとやめている。実は私の知人に 反社団体の元幹部の妻(現在は普通に介護職をしている)という女性はいるのだけど、彼女も同じことを言っていた。 関西の子なので 「大阪府警がガサ入れに入るって情報

          依存をスッパリやめられる人とそうじゃない人|孤独という病

          DV誘発系女子のあなたへ|後悔する前に試して欲しいこと

          私は2度もDV離婚している。2度とも殴られた側だ。 一般的に見たら被害者の立場だけど、私自身は被害者と言われたくない。 私は「DV誘発系女子」だった自覚があるからだ。 身体的な暴力を引き出す、言葉の暴力を振るう女性 自省も含めて書くと、男の人のプライドをズタズタにしたり、コケみそに言う女性っていますよね。 女性の知り合いの話を聞いていてたまにぎょっとすることがある。 「旦那(恋人)に死ね!って言ってやったわ!!」「この安月給のごくつぶしと言ってやったの!!」なんて女性がい

          DV誘発系女子のあなたへ|後悔する前に試して欲しいこと

          「企画力」を才能だと思えなかったクリエイターが40代で出した結論

          私はサラリーマン時代も「経営企画」「事業企画」「商品企画」など、企画職についてきた。特に20代の頃は「企画力がある」と言われても、全く自信が持てなかった。企画力って才能なのか?いつか企画が出せなくなるんじゃないか?という恐怖心が常にあった。現在、フリーランスのライターをしている40代の私は企画力を才能だと自信を持って言える。 そもそも何で企画職についたのか 新卒で会計コンサルティング業界に行った私は、主に財務諸表から会社分析をし、改善案などを提案していた。だけど、外部コン

          「企画力」を才能だと思えなかったクリエイターが40代で出した結論

          パートナーのSNSをチェックをしても不幸にしかならないワケ

          私はSNSに昔からそんなに興味がなくて、個人的なことは伝えたい相手に直接連絡するので、投稿も仕事関係のことがほとんどだ。だけど、逆にチェックされて妬かれて困ったことは多い。占い師さんの取材をしたことがあるけど(まだ記事化してない)「恋人のSNSのチェックをして悩む人はホントに多い」という話になった。メリットは何もないけど、探偵レベルでいいね!やリプをチェックする人は多い。だけど、私は「無駄に関係を悪くするだけだよな」と思う。 フォローしてないけどやり取りしている人たちの存在

          パートナーのSNSをチェックをしても不幸にしかならないワケ

          可視化された数字に追われる|本当に書きたいことは何だろう

          今週4日から来週9日までは旅行で仕事を休む。自社のWebサイトから始まって、どこかしらで連載をしてもう5年が経つ。自社サイトは長らく休止中だけど、子会社の代表取締役で編集長だったので、当時からビュー数や目標に追われてきた。X(旧Twitter)のインプレッションが表示されるようになった。 小学校3年生の頃に褒められた童話 文章で食べていきたいって最初から思っていたわけじゃない。文章を書くのは好きだった。それって振り返ると小学校3年生の時に、「童話を書く」って宿題があった。

          可視化された数字に追われる|本当に書きたいことは何だろう

          ないものねだり|会社員いい論とフリーランスいい論

          私の人生の長らくはサラリーマンだったし、代表取締役になった時も子会社の代取だったので、雇われ社長だ。現在はフリーランスなので必然的にフリーランスの知り合いも多い。 昔の知り合いからは「フリーランスは自由でいいな」現在の知り合いからは「サラリーマンは安定している」「貴族!」みたいな意見を聞く。 私からするとどちらもないものねだりだなと思ってしまう。 会社員のデメリット バブル期ならまだしも会社が突然、倒産したり、M&Aされて上司が外国人になったりと自分では決定できない。

          ないものねだり|会社員いい論とフリーランスいい論

          毒親育ち|幸せな家庭で育ったあなたが眩しい

          以前、村田らむ氏に取材してもらったのだけど、我が家の父はかなりの毒親だった。アルコール依存で酒乱の父が仕事から帰宅すると、家が凍り付いていた。機能不全家庭に生まれ育った。 話してなくても惹きあう毒親育ちたち つらかった過去なんかわざわざ語って歩かないけれど、気づいたら周りも毒親育ちだらけだったということはよくある。 大学時代にクラスで仲良くなった女友達4人で旅行に行ったことがある。みんな実家の話なんか1度もしていなくて普通に仲良くなった子たちだ。夜に枕を並べて恋の話かと

          毒親育ち|幸せな家庭で育ったあなたが眩しい

          川口クルド人問題取材|日本人の多くは非白人差別に無自覚

          産経新聞が3月19日に埼玉県川口市のクルド人たちが日本人ジャーナリストの石井孝明氏を提訴した件を報じた。 X上では岩本拓也弁護士についての誤情報が飛び交っている。だけど、実際の岩本拓也弁護士はXで書かれている「自由法曹団所属」ではなく、同姓同名の別人だ。 私は親権問題で子どもを連れ去られた時にお世話になっているので、岩本拓也弁護士はその時の代理人で、今でも取材をさせてもらったりと交流がある。提訴の弁護を受ける件は事前に聞いて知っていた。 政治的に複雑な背景があるので、岩

          川口クルド人問題取材|日本人の多くは非白人差別に無自覚