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シャンプーハットがなくなったらシャンプーできない!? ~グッズに頼る~

感覚過敏のある息子は、温かいお湯が大嫌い。

顔にかかるのが大嫌い。

顔にかかったら大騒ぎ。

そこでずっとシャンプーハットは欠かせない存在でした。

今のシャンプーハットはこれ。

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だけど、入浴支援を事業所に頼んでた時期(1年ほど)

シャンプーハットをやめた時期がありました。

ヘルパーさん数人に

「いつまで経ってもシャンプーハットを使っていたら

シャンプーハットなしではシャンプーできませんよ!」

と言われたので、そんなものかと思って

シャンプーハットをやめた時期がありました。

けど、結果的に息子はシャンプー大嫌いに拍車がかかって

より入浴嫌いに。

入浴拒否が悪化したんです。

先日、ある方と話していて

「gmailとかgoogleのクラウドって何か信用できない。

やっぱりスマホのmicroSDカードが一番安心だし

プロバイダメールが安心」

って話をしたんですね。

「マンモス企業Googleより国内の弱小プロバイダの

セキュリティの方を信用できる根拠が分からない。

Googleクラウドがハッキングされる確率より

microSDカードが壊れる確率の方が高くない?」

と言われて、そういえば数万するmicroSDカードがこの数年で

2度ほどダメになったよね

と思ったんです。

シャンプーハットの話ってこれに似ていて

「シャンプーハットなしでシャンプーできないと何が困るんだろう」

とふと思ったんですね。

ヘルパーさんたちの言わんとしてたことは

「だって、どこにでもシャンプーハットがあるわけじゃないでしょ?」

ってことだったと思います。

けど、持っていけばよくない?

息子はショートステイ先にも持っていって使ってます。

それにこのシャンプーハットはAmazonで購入したものですが

Amazonが潰れたらどうするの?

どこで買うの?

みたいな話だと思うんです。

シャンプーハットが世の中からなくなる確率と

どこかで買える確率を比べたら

どう考えても世の中からなくなる確率の方が低いですよね。

あとは

「シャンプーハットしなければシャンプーハットなしに

慣れる」

だと思うんですけど

それって

「耳が聞こえなくたって

騒音の中に立たせていたら

いつか聞こえるようになるでしょ」

という理屈と同じで

慣れの問題では全くないですよね。

私はお金で解決できる問題は、お金で解決すればいいと思うので

今年の夏からは、温かいお湯が嫌いな息子には

ヒヤッとする冷シャンプーを使うことにしました

(水なら喜ぶけど、毛穴がつまる原因となるので。冬の今も愛用中)。

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見事にお風呂大好きっ子に✨

グッズに頼るな派の支援者さんって一定数いるのですが

私はグッズがあればスムーズにいくなら

グッズに頼ればいいと思う。

そのグッズがなかった場合のことを想定するより

日常生活で気持ちよくお風呂に入ってくれる方が

よほど親も子も楽ですよね。

これってお年寄りの入浴拒否にもいえることだけど

特にシャンプー拒否って

「シャンプーが目に入ってしみた経験がある」

とかそんなことが発端になってると思います

(これは私の想像だけじゃなく

同じことを思ってる支援者さんはいます)。

なら、無理に怖い思いを我慢してもらうより

シャンプーハットを使ったら

双方が楽でしょ?

グッズがあればグッズに頼ればいい。

慣れを期待する支援、いい加減、やめませんか?

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