見出し画像

Daily UI#001-#010を通して感じたこと

UIの勉強をしたけど何から始めたら良いかわからないということで、デザインメンターさんから頂いたアドバイス、Daily UIをひとまず10日分やってみることにしました。

UIに関しては全くの初心者である私がこの10日間、毎日2時間UIデザインに触れて感じたこと、気づいたことを記録しようと思います。


今回のルールは1つです。
リサーチ60分(参考アプリ選定、画面リサーチ、スクショ)と制作60分

このルールを守って10日間デザインをし続けました。
たった10日でも習慣化させることは難しかったです。なので、毎日誰かに報告するという環境のもと行うことで、ひとまず10日間やり切ることができました。

Daily UI #001~010を通して学んだこと、感じたこと

この10日間を通して感じたことを3つ書いていこうと思います。

まず1つ目は、Daily UIを始めたことで普段何気なく使っていたアプリを意識的に操作するようになりました。

急にデザインが上手くなることはないかもしれませんが、日々の意識が変わったことはDaily UIを初めて良かったことの一つです。

こんな機能あればいいな。この機能気づかなかったけど確かに便利だ。という視点で操作することで、「なぜそれが便利に感じるのか?」「あると嬉しい機能なのか?」という視点でアプリやサイトを見ることができるようになりました。

2つ目は、時間内にできるレベルで完成させることの大切さです。

Daily UIでは、毎日大まかなお題が提供されるので、リサーチ1時間、制作1時間の時間内で逆算して作成する必要がありました。

方向性やコンセプトを決めるところから参考UIの選定、そしてワイヤーフレームに取り掛かってデザインに落とし込むという課程で、どこにどのくらい時間を割くのかを考えながら作成することは想像以上に難しかったです。

このフェーズで一番大切なのはスピード、マジでスピードのみ。。。本当にスピードのみ。悩みというか、その中で見えてくるのがスピードの足枷になるものが何か

焦ってもダメだし、考えすぎててもダメということでかなり苦戦しました。私の場合、そこで見えてきた足枷は、コンセプトやワイヤーフレームの土台がどれだけしっかりしているかによって、その後の色や形を整えるときに要する時間が変わってくるということでした。

実際のデザインに入るまでの土台が固まっていると、その後がよりデザインしやすく、タイムロスが減った気がします。

最後は、Good UIとBad UIを判断することは難しいということです。

#001~#010の10個のデザインを作成する中で、なるべく違和感無く直感的に操作できるUIを意識しました。

しかし、参考にしたUIを見ると、似たような構成や要素多いことに気がつきました。
そして、それらを参考に作成した私のデザインはもちろん既存のアプリに似たり寄ったりになってしまったと思います。

UIの良し悪しは自分の視点だけでは判断しきれないと思います。なので基本を押さえた上で、それぞれのアプリやプロダクトの良さやを引き出す、そしてユーザーが目的を達成できるデザインを提案するのは、思ったよりも難しいということがわかりました。

反省点とこれからやりたいこと

反省点とこれからに関しては、正直練習あるのみだと思いました。

デザインをするとなったら自然とリサーチをするし、疑問点や曖昧の部分が出てきます。それらを一つづつ潰していくことで、デザインの引き出しが増えると感じました。

自分のデザインの「なんか変なところ」の言語化がまだ正確にできないので、その部分をもっと強化していきたいと思います。

また今回を通して、私にはUIのトレースをすることも必要なのでは?と思いました。

触りやすく無駄のないUIであるからこそ、細かいところのこだわりが重要だと思うからです。(今回の時間制限で、細かいところまで見る余裕がなかったので、、)

文字のサイズや要素のサイズはもちろん、余白や配色など、既存のアプリでプロのデザイナーさんは、どのように表現しているのかをもっと細かく見て知る必要があると思いました。

今後は、デザインと改善を重ねることでもっと引き出しを増やしていきたいと思います。

まとめ

まだまだ正解がわからない部分や、表現したくても現在の実力では表現ができない点で悔しさを感じることもありましたが、今は伸び代があるということでポジティブに捉えることにしました。

まだDaily UIを10日分終わらせたにすぎないので、これからさらに色んなデザインにチャレンジしていこうと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?