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旅のお供。

電車や飛行機に乗るのが好きだ。

ただし、高所恐怖症もあり離陸に恐怖感があるのでどちらかと言うと電車が好きだ。

電車では本を読む。
読みたくて買ったはずなのに日々の雑務に埋もれてゆきかけ、しまいには買った事だけに満足していってしまいそうな本を読む。

読み進めては窓の外を眺め、たまにLINEをし、SNSを開く。
お菓子を開け、少し食べ、また本に目を落とす。

それだけで、くぅっ。と幸せな気持ちがこみ上げる。

家にいると目につく片付かない部屋。
溜まる洗濯物。洗わねばならぬ食器たち。
帰ってくる娘に小言も言わねばならず、本を読む時間を集中して過ごす事が出来ないのだ。

集中力が無く、神経質で、そのくせだらしない。あぁ。ため息。

どこでも食欲が湧いたり、排泄出来たり眠れたりするのと読書や趣味へと集中力とは、比例するかと思われる。

本の続きも気になるけれど少しお昼寝もしたいし、あと5時間乗っていたいな。新幹線。


「メゾン刻の湯」
#小野美由紀 #メゾン刻の湯 #小説

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