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友達を作る方法

いつもは韓ドラばかり見る私が、「ブラッシュアップライフ」という邦ドラマを見た。
面白くて一気見してしまった。

30代中頃の主人公が女性の場合、ターゲットになりうるであろう、めんどくさいテーマが一切なく(めんどくさいテーマはあえて言わないでおこう)。
一貫として「友情」がテーマだということも非常に良かった。
脚本がすばらしいと思っていたら、バカリズム脚本と知り一人納得した。
人に勧めたいドラマだと思う。

このドラマを見て主人公たちのように子供の頃からの友達と、大人になってもずっと仲良くしていることを羨ましく思った。

友達と中身のないくだらない話をする時間
どうでもいいことで腹を抱えて笑える時間
同じ想い出を共有できる親友との会話はとても気分がよく居心地が良いものだ。

親友と言えば、以前X(旧Twitter)でこんなものを見かけた

これが当てはまる友人は私も1人か2人くらいだが
特に共感したのが
①の遊びの誘いを断られても何も感じない
という項目だ。

断られても気にもならないというのは対等な関係でないと成り立たないだろう。
だからこそ後に続く②~④のように無駄に気を使わない信頼関係が築けるのだと思う。

ブラッシュアップライフに出てくる登場人物達もきっとこんな関係の間柄なんだろう。と、
ふと、このポストを思い出した。



さて話は変わるのだが、私は接客のお仕事を20年以上しているので
知人友人以外の人と会話するシチュエーションは人より多いだろうと思っている。
色んな世代のお客様と話をする中で、一つ感じていることがある。

それは、「友達」がいる人ほど幸福度が高いのではないか?ということだ。

親や家族や子供、彼氏やパートナーではなく「友達」というところがポイントだ。

家族やパートナーはどうしても心の距離が近くなり、心の境界線の場所を見誤りやすくなるが故に、悩み事も多い。
その点「友達」はちょうどよい距離を保てて対等に付き合える上に、↑こんな時の相談相手にもなるのだ。
なんて素晴らしい。

恋人に依存している人ほど友達がいない。
ワーカホリックな人ほど友達がいない。
寂しさをいつも感じている人ほど友達がいない。

そう、これは過去の私のことである。

そういうわけで私はずっと「友達」が欲しかった。
特に仙台に引っ越してからは。
仙台に引っ越して15年。
たぶん今が人生で一番友達に恵まれて幸せだ。

ちなみに先ほどのXのポストで親友の定義と言われている、「遊びの誘いを断られても何も感じない」から遠慮なく連絡できる友人は2人いるが、どちらも県外に住んでおり、一人はコロナ禍で仲良くなったここ数年の付き合いの人である。

少々ネタバレではあるが、ドラマ「ブラッシュアップライフ」の中でも主人公らが話していたように、気の合う人と仲良くなるのに時間や距離は関係ないと自分の経験上でも思う。


そういうわけで(どういうわけなのか無理やりまとめているのは否めないが)
是非これを読んだみなさんと、一緒に来年の目標の一つに友達を増やして幸福度をあげませんか?と誘いたいのだ。

さて、ではどうやったら友達ができるのか?

待っていては誰も連絡をくれない。
自分から誘わないと。
まずは今の交友関係の中から自分から誘ってみる。
そういう人もいないときは外の世界に一歩踏み出す。
家で待っていても誰とも出会えないのだから。

ここまでは、とりあえず自分が動くしかないのだ。


ここから先で出てくるであろう壁と今すぐできることを書いてみたのでまぁ気軽に読んでみて欲しい。

まず第一に、あんまり考えないことだ。

人付きあいが苦手な人の話を聞くと、大体が考えすぎだ。

誘って断られたらどうしよう?
誘って断られたからきっと嫌われているかもしれない。
もう誘う勇気がない。

はい。
それ全部考えすぎだ。

断られちゃったな。
で、考えるのを止めよう。
考えすぎて自己攻撃しているだけだから、まず考えるのを止めよう。

それでも考えたくなっちゃうときはその考えてること外国語に翻訳しよう。
翻訳しながらならば考えても良い事にとりあえずしてみて欲しい。
試しに、断られたらどうしよう、を英語とか韓国語でググってみよう。

頭に出てくることを全部ネットの翻訳で外国語にしてみよう。
だいたい途中でめんどくさくなるし、どうでもよくなる。

それでも考え続けたら語学力が上がって一石二鳥だ。
そのうち自信がつくし、ネガティブワードならネイティブ並みとか思い始めてなんだか楽しくなってくるはずだ。(そういうことではないのだが)


そもそも、このページにたどり着く人は心理学を勉強している人が多いのだろう。
心理学を勉強している人ほど考えすぎだ。と思う。
私もそうだった。
そして、心理学を学ぶが故に頼まれてもいないのに心理学目線で人と会話する。
そんな人との会話、正直言って面白くない。
恥ずかしいことに私はこれを昔やってしまっていた。
目の前の人はカウンセリングしてほしいなんて言ってないのだから。

もっと何も考えずに話せばいいし、話せないなら話せなくていい。
一気に仲良くならなくていい。
嫌われたかも?とか好かれたいとか、そういうことも考えすぎだ。

好きになるほど、嫌いになるほど、相手はあなたのことをそこまで知らないし興味もない。
あなたも同様で、一回しか会ってない人のことを、たいして知らない人のことを、好きにならなくていいし、嫌いにならなくてもいい。
そもそも、それすら考えすぎなのだから。

気を使わない友達との会話ほどいちいち考えてない自然な会話なのだから。

2つ目に、考えない為にも人と比べるのを止めよう

比べていたらその人とは対等には付き合えないよ。

この人より何かが上とか下とか比べたり、競争するから辛くなる。
辛くなるからその人と離れたくなるんだ。

昔の私も勝手に比べて落ち込んだり、いい気になってた。
私の方がこの友情を大事にしてるのに相手は大事にしていないとか。
私はAちゃん以外の友達いないけどAちゃんは私じゃなくても友達いっぱいいるとか。
私には彼氏いるけどAちゃんは彼氏いないからといい気になってみたり。
私の方が年収が良いといい気になってみたり。

比べても誰も得しないよ。
比べるほど人と距離を感じるよ。

最初にも言ったけど、比べることにも相当思考している。
比べるのを止めるためにも、やっぱりいちいち考えるのを止めよう。
考えるのを止める>比べるのを止める
その方が早い。
それでも比べてしまうひとはこれも外国語で翻訳して欲しい。
比べてしまうんだから、もちろん比較級、最上級は使いこなして欲しいと切に願う。


それでもやっぱり考えちゃう!って人は
こんなことを考えてみて欲しい。

自分のことどれだけ知ってる?
自分のいいところ、ちゃんと知ってる?
自分の長所を大事に出来てる?

考えるよりなによりも自分と親友になること

自分を知ると自信がつくの
自信がつくと人と比べなくなるの
そうすると自然と自分に思いやりの気持ちが出てくる。
思いやりは自然と周りの人にも溢れてくる。

こういうことは母国語で、めんどくさがらずに言葉を噛み締めて欲しい。

友達と上手に付き合えている人や親友がいる人って、パートナーや家族ともいい関係を築けている人が多いなと思う。
そりゃそうだよな、人と親密になることの成功体験があるんだものって思う。


パートナーシップで悩んでいる人ほど友達との関係から練習してみたらいいのでは?と思う。
もしかしたら友達ができると充実するから、パートナーが欲しいとかもあまり思わなくなるのかもしれない。
ドラマの登場人物たちがそうだったように。

2024年も、あまり考えすぎないで、楽に付き合える友達の輪が広がりますように。
あなたもわたしも2024年の人生がブラッシュアップされますように。








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