見出し画像

良い音のする楽器の正体



楽器を作るブランドとして“良い音のする楽器”を作りたいと思っている訳なんですが、、

幸いAddictoneの楽器は第一線の現場でミュージシャンが多く使用してくれており、少なくとも良い楽器が提供できているという自負はあります。

ギタリストの菊池真義さんにレンタルで出している
ARENAとういうモデル。現在AAAのNissyのドームツアーのリハーサル中で半音下げ用の楽曲用に
使用していただいています。そのほかの曲でもAddictoのストラトをメインで使ってもらっています。


どうやって良い楽器を作るかというのは実は非常にシンプルだと思っていて、
それについては今までの投稿の中でも触れてきているのでそちらを読んでもらえればと思います。
そしてまた別でも書いていきたいと思っています。

今日は良い音の正体について、、、なんですが、、

皆さん楽器を弾いて、これは音がいいとか悪いとか
鳴りが良いとか悪いとか、
高い楽器の方が実際に良い音なのか?
安い楽器でこのスペックで、コスパがいいとか
言っている人をよく見かけるような気がしますね。

まぁどれも間違ってないというか
弾いた人がどう感じたかなんて人それぞれですし
その人にとっての感覚なのでどれも正解だと思うんです。


AddictoneのSTモデル
ローストアッシュ1Pボディにメイプル1Pネックというすいわゆる50年代的な仕様で製作した1本。


ただ良い音ってのは実際に何なんだ。。と

その点ミュージシャンは
楽器のサウンドを単体では捉えていないというか
そもそもギターだけで良いとか悪いとかって感覚ではない訳です。
音楽がまずあって、その中にあるギターというイメージですね。
ギターの音を含め、その音楽がどう聞こえるか。という感覚です。

ギターだけで判断していないんですね。
もちろんミュージシャンも試奏して、この楽器が良いとか悪いとか
いうことはありますが、それはあくまでそのミュージシャンは
経験から音楽の中でどうサウンドするかをイメージできるのでその中で判断しているということです。

実際に色んな音楽を聴いていると
面白いことに単体では本当に誰もが良い音に感じるかは
疑わしいようなギターサウンドで弾いているプレーはたくさんあります。(もちろんそれがカッコいい音なんですが)
それは超有名なスーパーギタリストでもそういうのたくさんあります。

まぁ本当に単純に音が悪いアーティストもいるのも事実ですが、、笑
アマチュアミュージシャンや、若手のバンドに多いですが
ただそれは経験値的な部分がまだ足りていないだけな事が多いので
長くやっているうちに良くなっていくことも多いかと思います。

実際には人が良い音に感じる判断基準としてむしろ一番大きいのは
良い演奏、カッコいいプレイ。上手い演奏。
良い演奏の定義も難しいですが、リズムが良いとかも関係あったりします。
むしろすごく関係しているかと。

上手い人が弾いてるとそれが良い音、
良いプレイが良い音の正体なのではないかと思います。

まぁ
弾きやすいは=調整、セットアップ次第
鳴りが良い=生音が大きい

だけ、という感じです。
もちろんトータルで良い音ができてる訳ですが。

ただ良いプレイなら楽器はなんでも一緒ということではなく
良いプレイができるミュージシャンが弾きたくなるような楽器が良い音の
楽器なのかなと思っています。

その楽器でどういう音を作って音楽として鳴らすのかは
ミュージシャン次第で、
その音楽を作る想像力を邪魔しない、むしろ想像力掻き立てインスピレーションを与えることのできる楽器が良い楽器でなんだと思います。
良い音にしてくれるのはミュージシャン。

多分リアルミュージシャンは
一般の人が想像する遥か上のレベルで音楽や楽器に向き合っているので
そういうミュージシャンと一緒に仕事をして
ミュージシャンが良いと思ってくれる楽器を
こちらもプロとして提供していけたらと考えています。

ギタリストの清水宥人氏のオーダーで製作したビンテージスペックで製作したTLモデル
数多くのレコーディングからホールアリーナクラスでのライブサポートも務める若手人気プレイヤーです。



なのでAddictoneは
100%ミュージックファースト、
ミュージシャン向けに楽器を作っています。
今は完全にそっちに振り切っています。(今は、です。今後もそうありたいと思っていますが先のことは分かりません)

ということで趣味向けの楽器ではないですが、
こういう100%ミュージシャンのための楽器作りをしているAddictoneの楽器が
欲しいという方であれば
趣味の方でもアマチュアの方でも誰でもWelcomeですし
ミュージシャンに使ってもらってる楽器と同じものを購入していただく事ができます。

商売としてはなかなかどうかしていますが、、少しづつではありますが
支持してくれる人が増えてきてなんとかやっています

ギタリストの二木元太郎氏所有のAddictone ARENA
元々はデモ機としてあったものを現場て使用し気にいってそのまま購入していただいき、
その後にさらにボディをアルダーからアッシュTopアルダーに交換したというイレギュラーな経緯を経て完成した1本です。二木氏もアリーナ、ホールクラスの現場を多くこなすスタジオミュージシャン。

最後にお知らせ

今(2022年10月18日現在)円安が進み大変なことになっていますが、、
今後メーカーとして色々な経営判断を迫られると思います

少し前からパーツや材の仕入れ値もすごく上がってしまったので
1ドル135円になったタイミングでAddictoneも値上げをいたしました。

そして今日1ドル149円に。。

確実に色々なものがドーンと値上がってくると思います。

最後まで読んでくれた方にだけお知らせです。

このNoteを読んだ方だけに
直オーダー割引をさせていただきます。
これからまだ値上げしなければならないのですが

そこで
税別で
60万円以上のオーダーで10%
50万円以上のオーダーで5%
割引させていただきます。

割引の合言葉は
オーダー問い合わせの際に
Note割とタイトルに付けてください。
※SNSにNote割のことは書かないようにお願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?