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スリランカから帰ってきました。


日本を出発し、30時間以上かけて到着したスリランカ。

空港で、お迎えに来ているはずのドライバーがおらず、2時間かかってようやく見つけ、幸先が不安になりながらも、ホテルに向かう車から見たスリランカの街並みは、どこか懐かしく、未完成な感じで、あぁ私はこの国が好きかもしれない、と思ったのを今でもはっきりと、覚えています。

最初の週は、聞いたことのないシンハラ語に囲まれた環境に慣れよう慣れようと、毎朝アコモデーションからホテルに向かう道で、“今日の目標”をこっそり考えたりしていました。

しかし、ひとの適応力はすごいもので、気づいたときには、スパイスの効いた食事も美味しく感じるようになったし、湿度の高い部屋で寝泊まりするのも慣れてしまっていたし、シンハラ語に囲まれた生活にも違和感を感じなくなっていました。

ホテルでは、最初の3週間をハウスキーピングという部署で、お掃除の済んだ部屋をチェックしてまわる仕事を。
あとの2週間は、朝ごはんの時間はレストランでウェイターをして、ひと段落したら、ハウスキーピングで働いていました。

また、触り程度ではあるけれど、毎週、日系企業へ営業にも行ったり。

そのこともあって、8月半ばには、スリランカ在住の日本人や、日系企業の方をお招きしたカクテルパーティーを開催して30人弱のゲストをお迎えすることができて、へなちょこではあったけれど、目に見える成果を出せたのは、自信になった、気がします。

とはいっても、営業に行って出会った方や、個人的に会わせていただいた方々の助けなしでは、パーティーの成功はなかったし、スリランカで出会った日本人の話をして欲しいなんて言われれば3時間は軽く話せます。

ありがたすぎるほど、ひとに恵まれていたんだなぁ、と。

帰国してもう1ヶ月近く経つけれど、わたしは今でも懲りずにインスタグラムにスリランカの写真を載せる日々を送っているし、相当、あの国が好きだと思います。

最初に感じた、好きかもしれない、というスリランカへのときめきは嘘じゃなかったみたいです。

わずか5週間の滞在中で訪れた場所は少なかったけれど、電車に10時間揺られた旅も、ぎゅうぎゅうのバスに揺られた旅も、ぜんぶぜんぶ楽しくてしょうがありませんでした。

帰り道の飛行機の窓から、スリランカのどこまでも広がる緑を眺めて、私はまたここに来るんだろうなぁ、そう思いました。

また行きます。


サポートして頂けましたら、映画…と言いたいところですが、近くのお店でお菓子を買って妹にプレゼントするのに使います。妹孝行できればなぁと思います:-)